これが本当の話って恐ろしすぎるNetflixドキュメンタリー『猫イジメに断固NO!: 虐待動画の犯人を追え』の怒涛の展開に耐えられるか【#カウチポテトのお供】

2025年5月23日(金)22時45分 Pouch[ポーチ]

事実は小説より奇なり。今回ご紹介するのはまさしく、この言葉どおりのドキュメンタリーシリーズです。

事の発端となったのは、とあるサイトに投稿された「猫を虐待する動画」でした。インターネット特定班による犯人捜しが始まるなか、事態は思いもよらない展開に……!?

毎週金曜は各配信サイトで観られるオススメ作品を紹介する日。

今週もよく頑張った……週末はおうちでゴロゴロしながら、Netflixドキュメンタリー『猫イジメに断固NO!: 虐待動画の犯人を追え』を観て、カウチポテトになっちゃお〜!

【あらすじ】
アメリカ・ラスベガスに暮らすディアナは、昼間はデータアナリストとしてバリバリ働くいっぽう、夜はインターネット三昧。つらい現実から逃避するために “なにかに没頭” していたかったのです。

そんなある日のこと、Facebookで1本の動画を見つけます。その動画には、子猫を虐待する “謎の男” の姿が映っていました。

あまりにもむごい光景に怒りを感じたディアナは、仲間たちを集めてネット上にコミュニティをつくり、犯人捜しに乗り出します。しかしディアナたちが追えば追うほど、謎の男の行動がエスカレートしはじめて……。

【ココが見どころ!】

<その1:1本の動画をきっかけに始まる犯人捜し>
日々インターネットに上がる動画のなかには、時折、目を疑うような光景が紛れ込んでいます。動画が残酷であるほど注目されるようになり、いつしかネットユーザーのあいだで「犯人捜し」が始まるようにーーー。

ネット上にいる特定班と呼ばれる人たちは、FBIやCIAも真っ青になるほどの追跡をおこなっているけれど、本作に登場するコミュニティのメンバーもすさまじい執念で犯人を追います。

動画に映り込んでいる手がかりをもとに、投稿している国や地域、どこの誰なのかまで突き止めていく描写はスリリング。

ネット上の “素人探偵” たちと一緒になって犯人を追いかけていくうちに、いつしか自分自身もコミュニティの一員になったかのような錯覚に陥ることでしょう。

<その2:思ってたんとちゃうぞ…徐々にあきらかになってゆく真相>
コミュニティのメンバーたちをあざ笑うかのように、謎の男は次々に虐待動画を投稿していきます。

そのうちメンバーは「この男は、猫に飽き足らず人間を殺すのではないか」といった不安を抱くように。

そして予感は的中。謎の男が犯人と思われる猟奇殺人が発生するのですが……ここから状況が2転3転! 殺人に匹敵するほどおぞましい「新事実」が明らかになっていきます。

<その3:胸ざわつくホラー展開>
ところで、謎の男は本当に犯人なのでしょうか。犯人だとしても、単独犯ではない可能性だってありますよね。

シリーズ終盤では、なんと「謎の男=犯人」説を覆す新証言が飛び出します。「真犯人の本当の目的」が白日の下にさらされたとき、その狂気性に胸がざわつき、ゾクゾク鳥肌が止まらなくなるはず。

【SNSとの距離感って大事だよね…】
1話あたり約1時間×全3話で構成されている本作。終始ヒトコワ系ホラーのような展開が続くのに、ドキュメンタリー(=本当に起きた出来事)だという事実に驚きを隠せません。

また本作を鑑賞すると、改めて「SNSとの付き合い方」について考えさせられることでしょう。

SNSでしか見聞きしないことに、どこまで介入すべきなのか。たとえ善意であろうとも、興味本位で突っ走ることがどんな事態を招くのかーーー。

ちなみに、本作には残酷な描写も出てくるため、人によっては気分が悪くなる場合もあるかもしれません。自分は大丈夫かどうか、あらかじめ熟考したうえでご覧になってみてください。

■今回ご紹介した作品
Netflix『猫イジメに断固NO!: 虐待動画の犯人を追え』
2019年12月18日より独占配信中

※カウチポテトとは:ソファや寝椅子でくつろいでポテトチップをかじりながらテレビやビデオを見て過ごすようなライフスタイルのこと。

執筆:田端あんじ (c)Pouch

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