オルカン元本割れで「正直やらなければよかったかも」35歳パート女性のNISA積み立て1年目

2024年から新NISAが始まり、ますます裾野が広がる投資の世界。そして投資の初心者が真っ先に検討するのが長期での積み立てによる資産運用です。時間を味方にできる低リスクな運用方法と言われる一方で、実際に周りの人がどのように積立投資を行ってきているのか、その実態をのぞく機会は限られます。
ここではAll Aboutが継続的に募集している「積立投資の実体験エピソード」から、ほかの方が積立投資にどのように取り組まれているのかを紹介。
シミュレーションでは分からないリアルな積立実践エピソードから、ご自身の投資のヒントを見つけ出してください。

35歳・年収100万円パート女性の積立投資の取り組みと運用成績は？

今回は広島県に住む35歳女性の資産運用エピソードを見ていきます。

家族構成

本人、夫（41歳）

金融資産

世帯年収：本人100万円、配偶者300万円
世帯金融資産：現預金100万円、リスク資産5万円

リスク資産の内訳

・投資信託5万円

積立投資実績

（※商品名の詳細が不明なものも原文ママ記載）
・eMAXIS Slim 全世界株式（オール・カントリー）／新NISA：2025年から
2025年から新NISAで積立投資をはじめたという今回の投稿者。
投資額はオール・カントリーに「月1万円」。
投稿のあった2025年5月時点の運用実績については「元本5万円→運用益込4万8000円」と、元本割れの状況。
「投資を始めてまだ5カ月なので投資でお金が増えた感覚はまだありません。トランプショックの影響で4月はかなり下がりました」と肩を落とします。

35歳・年収100万円パート女性の思う積立投資のメリット

積立投資を始めてよかった点として、「世界で起こっているニュースや日経平均などを見るようになり、日々の出来事に敏感になったこと」とコメント。
一方で、積み立て開始早々に「トランプショックの影響で元本割れ」を経験し、正直「やらなければよかった」と後悔したこともあると言います。
とはいえ今後については、「あまり稼ぎもないのでたくさん投資することはできないが、身の丈にあった金額でコツコツ貯めていきたい」と語られていました。
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(文:あるじゃん 編集部)