夏はやっぱりビアガーデン! 今年の「森のビアガーデン」はクラフトビール22種類が勢揃い
2019年5月28日(火)10時50分 食楽web
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これからの季節は外で飲むビールが格別に美味しく感じます。数あるビアガーデンのなかでも、都内屈指の人気を誇るのが明治神宮外苑の「森のビアガーデン」。今年で36年目を迎えるこのビアガーデンでは、都会の中心で自然を感じながら生ビールが楽しめます。
そんな森のビアガーデンの今年の目玉は「クラフトビール」。例年は10種類でしたが、今年は22種類のクラフトビールが登場するんです。また、クラフトビールを含む、アラカルトのドリンクメニューの飲み放題(2時間2,800円)もあるので、まさにビール好きの天国!
2019年5月21日〜9月23日までオープンしている森のビアガーデンにさっそくお邪魔してきたので、その様子をレポートしたいと思います。
最大1,000席の巨大ビアガーデン
森のビアガーデンの昨年の利用者は約13万5,000人。そのうち10%は外国人で、今回は74か国語に対応する自動翻訳機「ポケトーク」を導入するそうです。土日は隣接する「にこにこパーク」を無料で利用できるなど、家族連れにも優しいビアガーデンとなっています。
屋外会場には最大1,000席を用意。雨天時に利用可能なテント席は300席
メニューは2時間制の飲み食べ放題バーベキューとアラカルトが選べます。バーベキューでは、アンガスビーフや味付けラム、ポーク、国産野菜、焼きそばなどを用意。飲み放題ドリンクには、「キリン一番搾り」や氷点下に冷えた「ハイネケン エクストラコールド」などビール4種類とハイボール、ワインなどのアルコールに加え、ソフトドリンクを含む全19種類のドリンクが含まれます。飲み放題付きのバーベキューの料金は男性4,300円、女性4,000円、中学生〜19歳3,600円、小学生1,600円となっています。
「BBQ盛り合わせプレート」(2,680円)は3〜4人前。単品での追加注文も可能
「生ラム3種盛り合わせ」(3,980円)は、肩ロース、ラムチョップ、ラム腕と国産野菜のセット
「ハイネケン エクストラコールド」が飲み放題に含まれるのは今回が初めて
アラカルトで注文できるクラフトビールは全22種類で、日によって提供されるビールが異なります。スプリングバレーブルワリーやグランドキリン、ヤッホーブルーイング、ブルックリンブルワリー、常陸野ネストビール、ファーイースト、伊勢角屋麦酒、宮崎ひでじビール、盛田金しゃちビール、DHCビール、石川酒造といったそうそうたる顔ぶれが揃うので、どれを飲むか悩みますね。
クラフトビールは各780円
各テーブルにはバーベキューソースと焼きそば用の塩だれソースが置かれているので、ビールに合わせてソースを変えるのがおすすめ。バーベキューソースには、スプリングバレーブルワリーの「496」、グランドキリンの「IPA」、ヤッホーブルーイングの「インドの青鬼」、ブルックリンブルワリーの「ブルックリンディフェンダー IPA」と組み合わせるのが◎。また、塩だれソースの場合は、スプリングバレーブルワリーの「オンザクラウド」、常陸野ネストビールの「常陸野ネスト ホワイトエール」、伊勢角屋麦酒の「伊勢角屋麦酒ヒメホワイト」、ファーイーストの「FAR YEAST 東京ホワイト」が合うそうです。
アラカルトメニューは国際色豊か
アラカルトメニューとして、今年から「久原醤油のキャベツのうまだれとはかた地どりの唐揚げ」や「豚バラとソーセージの煮込み」が登場。
「久原醤油のキャベツのうまだれとはかた地どりの唐揚げ」(980円)は、福岡の老舗・久原本家のタレを使用
「豚バラとソーセージの煮込み」(1,000円)はドイツ風の料理。クラフトビールとの相性も抜群
ほかにも「駿河湾桜えびのタイ風春雨サラダ」や「夏野菜とシーフードのアヒージョ鍋」など、ビールのおつまみにぴったりな世界各国の料理が頼めます。
さっぱりした味付けの「駿河湾桜えびのタイ風春雨サラダ」」(850円)
「夏野菜とシーフードのアヒージョ鍋」(2,800円)はワインやシードルにも合わせたい
今回は取材でお邪魔したのですが、思わずBBQとクラフトビールを飲む手が止まりませんでした。少し暑くなり始めたいまこそ、ビアガーデンはぴったり!
初対面のグループの人に混じってBBQ。美味しいBBQとクラフトビールで話題がはずんだ。クラフトビールの種類が多いので、「どれにする?」といった会話が自然と発生するのも森のビアガーデンならでは
長く続くこのビアガーデンですが、2020年はオリンピック開催に伴い、一旦お休みするそうです。せっかくなのでこれを機に一度足を運んでみては?
(取材・文◎今西絢美)
●DATA
森のビアガーデン
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