「陰陽師が通った後みたい」「サイケだなあ」 名古屋・本山駅の張り紙がエキセントリックすぎると話題
2023年6月7日(水)15時0分 Jタウンネット
名古屋市営地下鉄の駅に掲出されている張り紙群がツイッター上で注目されている。
その駅とは、東山線と名城線が走り、乗り換えにも使われる本山駅である。
改札内にあるエスカレーターのすぐそばに貼られているのは......。

こちらはツイッターユーザーの「おいでよ名古屋@おいなご」(@oinagoya)さんが2023年5月31日に投稿した写真。名城線ホームのエスカレーター前で撮影したという。
窓ガラスに「混雑」という字と人のイラストがプリントされた張り紙が、それこそ「混雑」といった様相でごちゃごちゃと並んでいる。見慣れないスタイルの掲示に、ツイッター上ではこんな声が。
「サイケだなあ」
「陰陽師が通った後みたいw」
「呪詛か...」
この張り紙は一体何を示しているのか。少し離れたところから見てみると......。
「お時間にゆとりのあるお客様」へ

「混雑」や人のイラストの張り紙の左側には、「現在地」があり、そこから青い矢印が伸びている。
名古屋市交通局の公式サイトを確認すると、本山駅の名城線ホームには2機の上りエスカレーターがある。
「現在地」は改札階行きのエスカレーターの前。東山線に乗り換えるためには連絡通路階に繋がるもう1つのエスカレーターを使ったほうが楽だが、非常に混みあう。

だから、階段を下りる必要はあるものの、駅ではこう呼びかけているというわけだ。
「遠回りしてみませんか
お時間にゆとりのあるお客様」
また、同駅では東山線連絡通路階から名城線ホームへ向かう人向けにも、同様の張り紙を掲出。

ホームの同じ場所に人が固まらないよう、利用客を誘導しようとしているのだろう。
(2023年6月7日18時10分編集部追記:内容の一部を修正しました)