能楽や日舞…東京都「キッズ伝統芸能体験」小中高生募集

2022年6月30日(木)18時15分 リセマム

キッズ伝統芸能体験(全体版)

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東京都と東京都歴史文化財団らは2023年3月まで、小中高生を対象に、能楽・長唄・三曲・日本舞踊のプロの実演家が直接指導する本格的な体験プログラム「キッズ伝統芸能体験」を実施する。開始日はコースにより異なる。申込期間は7月1日〜8月15日。参加費は1万5,000円(税込)。

 「キッズ伝統芸能体験」は、伝統芸能を次世代に継承すると同時に、東京の文化的魅力を向上させることを目的として、東京都と東京都歴史文化財団、日本芸能実演家団体協議会が2008年より毎年開催しているプログラム。能楽、長唄、三曲、日本舞踊のプロの実演家から直接指導を受け、稽古の成果を舞台で発表するという本格的な体験ができる。2014年からは、スタンダードプログラムに加え、ユースプログラムを増設し、これまでに約4,000人の子供たちが参加している。

 15回目となる2022年度も、きめ細かい16回の稽古でじっくりと取り組む小中高生向けの「スタンダードプログラム」と、内容の濃い10回の稽古で集中的に取り組む中高生向けの「ユースプログラム」を提供する。

 スタンダードプログラムは、全12コースあり、定員は計172人(予定)。子供たちは、2022年9月〜2023月3月(開始日はコースにより異なる)の数か月にわたり1つの芸能の稽古を重ね発表する。能楽の発表会は国立能楽堂で2023年3月28日、長唄・三曲・日本舞踊の発表会は国立劇場 大劇場で2023年3月29日または30日に開催する。ユースプログラムは、長唄・三曲・日本舞踊の3コースで、定員は計50人(予定)。稽古期間は2023年1月〜3月(開始日はコースにより異なる)。発表会は、スタンダードプログラムの長唄・三曲・日本舞踊と同じ日程となる。

 2022年度も引き続き、十分な広さのある稽古会場で、定員や稽古時間を考慮し、新型コロナ感染拡大防止策を講じて実施する。また、2022年度は区部4か所の他、東村山市立中央公民館(東村山市)、和光大学ポプリホール鶴川(町田市)、たましんRISURU ホール(立川市)を稽古会場として追加している。

 募集期間は、7月1日午前10時〜8月15日。申込みは、期間中にWebサイトやメール、FAXで受け付ける。参加費は1万5,000円(税込)。別途、教材費等の実費が必要となる。詳細は、キッズ伝統芸能体験の特設サイトで確認できる。

◆キッズ伝統芸能体験
募集期間:2022年7月1日(金)10:00〜8月15日(月)
申込方法:キッズ伝統芸能体験Webサイト・メール・FAXにて受け付ける
参加費:1万5,000円(税込)
※別途、教材費等の実費負担あり
<スタンダードプログラム>
対象:小学生・中学生・高校生
定 員:全12コース合計172人(予定)
稽古期間:2022年9月〜2023年3月(開始日はコースにより異なる)
<ユースプログラム>
対象:中学生・高校生
定 員:全3コース合計50人(予定)
稽古期間:2023年1月〜3月(開始日はコースにより異なる)

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