薬味を刻む手間いらず! ネギ・海苔・わさびが全部入りの調味料「やくみ処」が超便利

2021年8月21日(土)10時50分 食楽web


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 暑すぎる! と思わず叫び出したくなるほどモーレツに暑いある日。そうだ、今日の昼ご飯はキンキンに冷やしたざるそばを食べよう、と決意しました。冷たくてツルツル喉越しの蕎麦に、刻みネギとわさびをのっけて…。などと考えつつ野菜室を覗いてみたら、あろうことかネギがないのです。

「ネギくらい買いに行けば?」と思われるかもしれませんが、ギラギラした太陽の下、むんむんとした熱気のなかを泳ぐようにして、たかがネギ1本のために出歩きたくはありません。なので、「まあ、ネギくらいなくてもいいや」と、そのままワサビと一緒に食べてみることに。


こんなネギさえあれば……

 しかし、このネギへのリスペクトを欠いた決断が、想像以上の後悔を呼ぶことに。「焼きそばに紅生姜がない」とか、「カレーに福神漬けがない」とかのレベルじゃありません。本物の蕎麦好きは蕎麦だけを手繰って味わうんでしょうが、素人が家で茹でて作る“ネギのないざるそば”の味気なさたるや。ワサビだけでは到底ネギの穴を埋めることは不可能。

 たかがネギだろ、と思うなかれ。印象的には、ミートソースパスタにミートソースがのっていない。それほどの痛手です。この日、筆者は「ざるそばのネギは重要な具材である」ということを忸怩たる思いと共に悟ったのです。

 そんな苦い経験をした後日、コンビニでいいものを発見しました。それが「のりたま」で有名な『丸美屋』が出している「やくみ処」(230円)という商品です。


丸美屋の「やくみ処」の「わさび」と「あげ玉」各230円

 この「やくみ処」は、ふりかけタイプで、「わさび」と「あげ玉」の2種類あり、どちらにもネギが入っています。ちなみに、「わさび」は、乾燥ネギ、ゴマ、かつお削り節、海苔、わさび入り。「揚げ玉」のほうは、乾燥ネギ、ゴマ、かつお削り節、海苔、揚げ玉入り

 つまり、これさえあれば、いつでもどこでも「ネギ」が蕎麦にプラスされるわけです。さっそくこのふりかけで蕎麦を食べてみたところ、想像以上に便利かつ美味しかったので、その魅力をご紹介していきましょう。

「やくみ処」が1本あればまな板仕事がほぼ不要に


左が「あげ玉」、右が「わさび」

「わさび」と「あげ玉」を小皿に開けてみると、どちらにも乾燥ネギが入っていますが、「わさび」の方がネギの割合が多い。そこで「わさび」のほうをざる蕎麦のつゆに入れて食べてみることにしました。


ネギを刻んだり、ごまや海苔を小皿に入れたりなど、細かい作業がいらないのがイイ

 乾燥ネギはめんつゆの中でどんどん膨らんで、生のネギに蘇っていきます。蕎麦をつけてすすってみると、おお! ネギの香りがしっかり感じられるうえ、苦味もちゃんとある。さらにツンとしたワサビの辛味も効いていて、これはイイ! ふりかけというより、蕎麦の具としての役割をちゃんと果たしてくれています。

 続いて「あげ玉」です。こちらは冷やしうどんで食べてみます。


冷やしうどんに「あげ玉」を使えば一瞬で「冷やしたぬきうどん」化

「あげ玉」のほうは、海苔と揚げ玉のおかげで風味があって、カリカリ食感もなかなかイイ。こちらも冷やしうどんの具としてのかなりいい仕事をしてくれることが判明。


お味噌汁に「やくみ処」を入れても旨し

 さらにこの「やくみ処」は、蕎麦やうどんだけでなく、味噌汁、お茶漬け、カップ麺、やきそば、納豆などにも使うことができ、「いつでもネギがある幸せ」を感じることができるのです。というわけで、常備品に決定!

「そんなにネギが好きなら切らさなきゃいいのに」という声が聞こえてきそうですが、必要な時にないのがネギなのです。とにもかくにも、刻む手間もないし、腐らすムダもない「やくみ処」、1本あるとかなり便利ですよ。

(撮影・文◎ナナノナノ)

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