TOEIC公式教材アプリ、9月提供開始…模試モードなど

TOEIC Program を実施・運営する国際ビジネスコミュニケーション協会（IIBC）は、「TOEIC公式教材アプリ」を2024年9月より提供する。「公式TOEIC Listening & Reading 問題集シリーズ」などが収録されており、すきま時間や外出先などで効率よく学習できる。

　TOEIC Programは、TOEIC Listening＆Reading Test（TOEIC L＆R）、TOEIC Speaking＆Writing Tests（TOEIC S＆W）、TOEIC Bridge Listening＆Reading Tests（TOEIC Bridge L＆R）、TOEIC Bridge Speaking＆Writing Tests（TOEIC Bridge S＆W）の総称。4つのテストをあわせたTOEIC Programは世界160か国、約1万4,000団体で実施されている。

　TOEIC公式教材アプリは、「TOEICテスト公式問題集 新形式問題対応編」や「公式TOEIC Listening & Reading 問題集1〜4」（2024年9月時点）がアプリで学習できる。公式教材の内容はそのままで、アプリのダウンロードは無料だが、アプリ内での教材購入は別途費用がかかる。

　そのほか、すべての公式教材（2024年9月までに販売されているもの）において、音声ダウンロードが可能。書籍の公式教材を持つ人も無料で利用できるという。

　アプリ内で教材を購入すると、タイマー機能で時間を測りながら本番同様に200問の問題を体験できる「模試モード」、問題やパートごとに自分のペースで解き進め、わからない問題はすぐに解説を確認できる「学習モード」のほか、レーダーチャートで各パートの正答率が確認できる。また、間違った問題だけを抽出して復習する機能もあり、弱点を集中的に学習できるという。

　アプリ内での教材購入特典として、単語帳「必須の200語」が利用できる。英単語と日本語訳や例文も掲載されており、英単語の活用方法も学習することができる。