今の空、どんな言葉で表現できる? 「辞書機能付き天気アプリ」イメージした合成写真に絶賛の声
2020年8月29日(土)20時0分 Jタウンネット
「もしも天気予報アプリに、辞書みたいな機能が付いたら」
そんなツイートが投稿され、話題になっている。
さっそく投稿をご覧いただこう。
もしも天気予報アプリに、辞書みたいな機能が付いたら
— を。 (@Cokohore11) August 20, 2020
こちらは、ツイッターユーザーの「を。」(@Cokohore11)さんが2020年8月20日に投稿したもの。添えられた4枚の画像には、早朝から昼、昼から夕方、夕方から深夜、深夜から未明の天気予報が記載されている。
注目すべきは、時間帯ごとに、その頃見られる空模様にまつわる語句が解説されていることだ。それぞれの画像には、こんな語句が載っている。上から順に、5時20分、11時30分、18時50分、20時2分のものだ。
暁:太陽の昇る前の空が明るくなり始める頃のこと。今日の天気は晴れときどき曇りです。
炎天:焼けつくような真夏の天気のこと。現在、気温が高くなっています。熱中症に注意してください。
薄暮:夕方の暗くなりかけた頃のこと。明日の天気は、一日を通して晴れの予報です。
星月夜:晴れて星の光が月のように明るい夜のこと。現在、空気が澄んでいて、星が多く確認できます。
背景は、それぞれこの解説通りだ。「暁」の時間帯には、雲から太陽の光がのぞき、下の方は明るくなっているが、上の方はまだ暗さを残す中を鳥が飛んでいる。「星月夜」には無数の星々が空に輝いている。
を。さんの作品には、ツイッター上で、
「え、めっちゃ好き...!」
「めっちゃいいですね」
「こんな情緒のあるお天気アプリが欲しい」
などの感想が寄せられている。
作品を作ろうと思ったきっかけ
Jタウンネットが21日、投稿者のを。さんに詳しい話を聞いたところ、作品はPhotoshopを使った合成写真とのことだ。

画面上にあるものは、全てを。さんがデザイン。作品を作ろうと思ったきっかけについては、
「iPhoneに元々入っている『天気』のアプリを眺めていた時に、ふと思いつきました」
と説明する。
暁や星月夜といった言葉は、「様々なサイトを見て自分なりに今回のデザインにしっくりくる文」にしているとのこと。6月には、同様の語句を解説する「架空の作品集」も投稿している。
作品集「夜の辞典」pp. 1-12
— を。 (@Cokohore11) June 7, 2020
今の天気は、どんな言葉で表せるのだろうか——。もしもアプリがあったら、開いてみたくなるだろう。