話題の「ノザキのコンビーフ味の塩焼きそば」にアレを加えると絶品だった!

2021年9月17日(金)10時48分 食楽web


2021年8月から全国で発売中の「ノザキのコンビーフ味塩やきそば」(240円) | 食楽web

 突然ですが、筆者が子どもの頃、大好物だった家庭料理の1つに「コンビーフのキャベツ炒め」があります。いま思えば、ノザキの缶詰のコンビーフを使ってキャベツと炒め合わせるだけの至極簡単な料理ですが、その1皿が出ると、「ご馳走だ!」と喜んでいたものです。

 なぜそんなことを思い出したかというと、コンビーフ味のカップ麺が新登場していたからです。それが今回ご紹介する「ノザキのコンビーフ味 塩焼きそば」(240円)。

 ノザキのコンビーフといえば、みなさんもご存知、牧草地に牛のイラストが描かれた枕缶で、付属のカギのような細い棒で巻き上げて開けるのが特徴でした。昨年、その缶詰が70年の歴史に幕を閉じ、新パッケージにリニューアルされたというニュースを目や耳にして悲嘆に暮れた人も多いでしょう。

 この新発売のカップ焼きそばは、そんな愛着のあった頃の缶詰を彷彿させるパッケージ。思わず手に取ってしまい、期待を膨らましたわけです。しかし、パッケージをよ〜く見ると、右上に「ノザキのコンビーフを入れるとさらに美味しい!」と書いてあります。


パッケージの上部に注目!

「こ、これは…」と思わざるを得ません。なぜなら、ノザキのコンビーフはキャベツと炒めただけで美味しくなる優秀食材。我が家で作るテキトーな焼きそばですら、ノザキのコンビーフを入れたら間違いなく美味しくなるでしょう。

 そこで、コンビーフを入れる贅沢技は使わずに、まずはこのカップ焼きそばだけで食べてみることにしました。

コンビーフ風味が濃厚な理由はコレだった!


フタを開けると、麺とは別に調味油、あとのせかやく、特製粉末ソースの小袋が出てきました

 では、さっそく作っていきます。とはいえ、熱湯を注ぐだけなのですが、注目すべきは調味油、粉末ソース、そしてかやくまで全部“後入れ”という点です。

 熱湯をそそいで待つこと3分。湯切り口からお湯をしっかり捨てて、あとは、3つの袋をそれぞれ開けて混ぜていきます。

 ここで驚きの事実が判明しました。

 調味油の封を切った瞬間、コンビーフの香りが充満したのです。なんと、調味油自体がコンビーフの風味をまとっているんです。これは業界初なんでは? さらに特製粉末ソースをかけると、さらにコンビーフの香りが強くなります。


調味油と特製粉末ソースをかけると、コンビーフの香りが広がります

 最後に「あとのせかやく」をふりかけます。このかやく、実はコンビーフではなく、大豆加工品。パッケージには「まぜずにそのまま食べるとサクサクした食感が楽しめます」と書いてあったので、その通りに食べてみることに。


「ノザキのコンビーフ味 塩焼きそば」

 調味油やソースのおかげで、コンビーフもどきのふりかけとはいえ、コンビーフ感がバッチリ。塩梅のいい塩味と油の旨みに加え、さらにキャベツも入っているので、さっぱりと食べられるのがイイ。

 リアルな「ノザキのコンビーフ」が入っていなくても、コンビーフ好きを十分に満足させてくれる塩やきそばだということがわかりました。

 しかし! パッケージに「さらに美味しい!」と書いてある「ノザキのコンビーフ」をやはり入れたくなりますよね。そこで日を改めて再チャレンジをすることにしました。

コンビーフのはずが痛恨のミス!


コンビーフを買ったつもりが…

 さっそくノザキのコンビーフと「ノザキのコンビーフ味塩やきそば」を購入したつもりだったのですが…

 写真を撮ろうとファインダーを覗くと、あれ? コンビーフのパッケージに牛がいない。さらに商品名には「ニューコンミート」と書いてあるではないですか! 何だそれ?


「ノザキのニューコンミート」(80g)286円

 調べてみると、「ニューコンミート」とは牛肉と馬肉を使った塩漬けなんですって。痛恨のミスです。……しかし、パッケージがコンビーフと似すぎてませんか?

 しかし、もはや後戻りはしたくありません。気を取り直し、このニューコンミートを塩焼きそばにのせて食べることにしました。


ニューコンミートをたっぷりトッピングしてみました

 結果から言えば、このニューコンミートでも全く問題なし。それどころか、かなり美味しいです。

 馬肉入りのせいか、脂分が少なくてあっさりしているし、この塩焼きそばだけでもコンビーフの香りが楽しめるので、むしろこっちのほうが相性いいのかも。しかもコンビーフより100円くらい安いのでお財布にも優しいし。

 というわけで、「ノザキのコンビーフ味塩焼きそば」を買うときは、コンビーフかニューコンミートを一緒にカゴに入れるのがオススメですよ。

(撮影・文◎土原亜子)

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