【共通テスト2025】登録教科の訂正受付中…届出11/1まで

大学入試センターは、2025年度（令和7年度）大学入学共通テストの出願書類を受理後、2024年10月25日までに届くよう「確認はがき（出願受理通知）」を送付している。登録教科の訂正がある場合は、11月1日（消印有効）までに届け出るよう受験生に呼びかけている。

　確認はがきは、出願受理の通知および登録内容の確認のために大学入試センターが送付しているもの。2025年度大学入学共通テストでは、出願受理後、確認はがきを10月25日までに届くよう発送。届いていない場合は、速やかに志願者本人が大学入試センター事業第1課に電話して確認する。確認はがきが到着後は、出願時の登録内容と確認はがきの表示内容に誤りがないかよく確認し、相違がある場合は訂正内容を11月1日（消印有効）までに大学入試センターに届け出る必要がある。

　登録教科については、各教科に「受験する」または「受験しない」と表示され、「地理歴史、公民」を受験する場合は新旧の教育課程および科目数が、「理科」を受験する場合は科目数が表示される。それ以外の「旧課程科目を選択しているため登録できません」といった文言が記載されている場合は出願上の不備にあたるため、必ず訂正すること。

　なお、氏名や現住所の漢字表記については、JISコードの第1水準・第2水準の文字のみの登録となるため、登録できない文字が含まれる場合は、その文字が置き換えられるか、カタカナで表示（氏名は、すべてカタカナ表示）されることがあるが、誤りではない。ただし、受験票の自署欄や解答用紙の氏名欄には、志願票に記入した漢字を記入する。

　訂正届の提出は、大学入試センター事業第1課宛てに簡易書留郵便で郵送する。学校を経由して出願した生徒は必要書類を在学校に提出し、学校単位で取りまとめて郵送する。訂正した内容は12月16日までに到着する受験票で再度確認すること。確認はがきの再送付は行われない。

　必要書類に不足などがある場合や、11月2日以降の消印の場合は、訂正は一切受け付けない。ただし、訂正届を期限前に在学する学校に提出（高等学校等の通信制課程卒業見込者を除く）または郵便局の窓口に差し出したが、大学入試センターに到着しなかったなど、志願者本人の責めに帰すことができない理由による場合は、速やかに大学入試センター事業第1課まで申し出ること。

　登録内容の確認および訂正方法の詳細は、受験案内の30〜33ページに記載されている。2025年度大学入学共通テストは、本試験が2025年1月18日と19日、追・再試験が1月25日と26日に行われる。