「セブンイレブンより、ロシアの方が家に近い」 とあるツイ民のつぶやきに反響→セイコーマートの心強さが浮き彫りに

2022年10月29日(土)12時30分 Jタウンネット

2022年10月26日、とあるツイッターユーザーが投稿した次のようなツイートが、いま話題となっている。

自宅からの距離です
マクドナルド 1km
セブンイレブン 130km
ローソン 154km
イオン 167km
スタバ 240km
アニメイト 243km
ファミリーマート 234km
ロシア 50〜60km

自宅から、マクドナルドまではかなり近そうだが、セブンイレブンやローソンは100キロ以上も離れているらしい。ファミマやスターバックスまではなんと200キロ以上も......。

ところが、ロシアまでは、50〜60キロ! エーッ、コンビニよりロシアの方が、はるかに近い?

ツイッターユーザー「しろまる最北日記@固定みて」(@Asuka_Shiromaru)さんが投稿したツイートには、9万件を超える「いいね」が付けられ、今も拡散中だ(10月28日現在)。「いったい、ここはどこなんだ?」 「ひょっとしたら、あそこ?」 多くのツイッターユーザーの関心が高まってしまったようだ。

ツイッターにはこんな声も寄せられている。

「どうやって生活してるんだ...」
「セブンよりロシアの方が近いwww」
「ロシアに近いなんて、どこ住みなんでしょう?わっかんないなぁ...」

賢明なる読者は既にお察しの通り、ここは「日本最北端の地」稚内である。Jタウンネット記者は、投稿者の「しろまる最北日記」さんに稚内での暮らしについて話を聞いた。

「ロシアのコンビニの方が近そう」

投稿者「しろまる最北日記」さんは、冒頭のツイートを投稿する前に、こんなつぶやきをツイートしていた。

稚内でローソンを検索すると、北海道を中心に展開するコンビニ「セイコーマート」(運営会社:セコマ)しかヒットしないというのだ。

「そこから芋づる式に思い出して、各コンビニチェーンまでの距離をツイートした次第です」

と「しろまる最北日記」さん。半ばヤケになって検索している様子が思い浮かぶ......。

ところで、記者も試しにGoogle Mapで「稚内 ローソン」と検索してみた。18軒のセイコーマートが表示された。「稚内 ファミリーマート」「稚内 セブンイレブン」でも、同じ結果だった。

22年9月時点で北海道に1084店を構えるセイコーマート。道内のほぼすべての自治体にあるこの店の頼もしさについて、しろまる最北日記さんは「道内ならどんな僻地にでも出店する、地域に欠かせない存在」と語った。

サイゼに行くにも一苦労

横浜出身だという「しろまる最北日記」さん曰く、「稚内市民にとっては当たり前の日常でも、東京など大都市圏に住むフォロワーの方には信じられないような内容が多くあると思います」。

そこで、道外の人間からみて珍しいと思える事がらに注目しているそう。

「距離感覚」の違いはその最たるものらしい。

「札幌〜旭川っていうのは130キロしか離れていないから隣町みたいなものだよ」
「北海道に慣れてくると、『300キロない、よし近いぞ』ってなります(個人差はあります)」
「サイゼリヤは高級料理店です。ドリアひとつ食べるだけで ミラノ風ドリア300 円、ガソリン代5000円、計 5300円もするんですよ(編注:稚内から最も近いサイゼリヤは旭川市にある)」(「しろまる最北日記」さん)

それに比べると、ロシアは近い、ようだ。

Jタウンネット

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