ランチは100食限定!『神田 伊勢ろく 本店』の絶品「親子丼」を食べてきた

2020年11月8日(日)10時50分 食楽web


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 飲食店ひしめく東京・神田駅周辺エリアといえば、ビジネスマンのお腹を満たす、和洋中様々な料理を、ランチタイムにリーズナブルな価格で食べることができます。

 今回向かったのは『神田 伊勢ろく 本店』。ランチで人気の親子丼がフワッフワでとろっとろとの噂を聞き、早速調査開始です。

 同店は、しっかりとした鶏の旨みを持つ、福島県産の銘柄鶏「伊達鶏」の、朝じめの肉を提供する焼き鳥専門店。新鮮かつ旨み豊かな味わいに、焼き鳥マニアから絶賛されている店でもあります。

 焼き鳥が美味しいお店が作る親子丼。これが美味しくないわけがない! しかも焼き鳥店が数多ある激戦区神田駅前エリアで美味しいと評判なら間違いはないでしょう。ワクワクしながら店に向かいます。


西口商店街にあり、神田駅西口から徒歩3分ほど。1階はカウンター、2階はテーブル席

 店の表にあった立て看板を見ると、「伊勢ろくの親子丼」はランチは100食限定。テイクアウト注文も可能です。以前は行列ができることも多かったようですが、昨今のご時世もあって、並ばずスムーズに店内へ。親子丼を注文して出来上がるのを待ちます。

 ちなみに、普通の親子丼の他に、「そぼろ親子丼」(850円)もあり、こちらは1日15食限定。次はそぼろ丼も食べたいっ!

卵はトロッ、鶏肉はムッチリな親子丼はじんわり優しい美味しさ!


「伊勢ろくの親子丼」740円。お吸い物、紫蘇の実のお新香付き。ご飯大盛りは850円、お肉大盛りは910円

 できたての親子丼は、卵が半熟ツヤツヤ、そして鶏肉がごろっと存在感のあるサイズでとじられています。タレのいい香りが漂い、見ているだけでも幸せな気持ちに。

「うちの鶏は卵を産む前の若鶏。臭みや雑味がなく、弾力があるけれどふわっとしているのが特徴なんですよ」と店長の林さん。

 焼き鳥でも、繊細な肉の美味しさを引き立てるため、炭火ではなくあえて電気で焼いているとのこと。肉の良さを生かすために、アッサリ味にしているそうです。


さじで持ち上げると、鶏肉がごろっ。肉の良さを感じる一口大サイズ

 まずは一口。タレは甘さ強めのゴハンが進む美味しさです。存在感のある鶏肉はとても柔らかく、皮の部分はプリッと、そして身はふわふわ。噛めば噛むほど、肉自体が持つ自然な旨みが染み出してきます。

 もちろん卵部分は飲めてしまうのでは? と思えるほど、とろとろふわふわ。じわーっと口の中に美味しさが広がる感じ。紫蘇の実の漬物は塩気が効いているので、甘い親子丼との相性が抜群です。


「朝じめ伊達鶏の美味しさをこの機会にぜひ味わってください」(店長の林徳明さん)

「うちの親子丼がフワトロなのは、卵を2回に分けて入れているからですね。味を染み込ませた肉をタレで煮たのち、卵を入れるタイミングを分けることで、上がトロトロになるんですよ」と店長。

 上がトロトロなので、下のゴハンは若干固めに炊いているとのこと。そのバランスも美味しさを引き出しているんですね。ちなみに焼き鳥が味わえる夜の時間帯はGo To Eat対応可能。夜はミニサイズの親子丼があり、焼き鳥を楽しんだ後、ミニサイズの親子丼でシメ、というお客さんも多いそうです。

 親子丼でこの美味しさなら、焼き鳥の評価が高いのも納得、と思わせる、鶏肉の旨さが際立つトロフワ親子丼。鶏と卵ってやっぱり偉大。としみじみ感じる、じんわり優しい美味しさでした。

(取材・文◎石澤理香子)

●SHOP INFO

店名:神田 伊勢ろく 本店

住:東京都千代田区内神田2-12-3
TEL:03-5294-7120
営:11:00〜14:00(L.O.)、 17:30〜22:30(L.O.22:00)
休:土曜、日曜、祝日

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