「お前バッグ持って来なかったやつだろ!採る気はないぞ!」勝手に勘違いされて不採用になった男性
2023年11月28日(火)11時57分 キャリコネニュース
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面接官の一方的な勘違いで不採用になった男性から経験談が寄せられた。30代後半の男性(宮城県/ITエンジニア/年収400万円)は、転職サポート会社経由で、とある企業に面接を受けに行ったときのエピソードを振り返る。(文:林加奈)
「こちらを見た途端、明らかにやる気が失せたかのような顔をされました」
男性は会社に着くと、「先に部屋で座って待っていてください」と受付から案内があったという。
「椅子に座りバッグから中にノートやペンを入れていたクリアケースを出して、バッグは部屋の壁に寄せて置き待っていました。その後面接官の方が入ってきたのですが、こちらを一目見た途端、明らかにやる気が失せたかのような顔をされました」
「その後面接が始まったのですが、自己アピールと2、3質問をされた程度で10分ほどで面接が終わるとこちらが出るより先に面接官の方はさっさと部屋から出て行ってしまいました」
かなり失礼な態度の面接官だが、男性は「私の何かが気に食わなかったんだろうな」と考えていたという。
「『通勤バッグを持って行かなかったんですか?』と聞かれて『え?』となりました」
その後、転職サポートの会社の担当者から話を聞き、原因が判明したという。
「『通勤バッグを持って行かなかったんですか?』と聞かれて『え?』となりました。どうも面接官の方は私の通勤バッグが見えず、机の上に合ったクリアケースを見て『バッグも持たずにクリアケースだけ持ってきたのか』と勘違いしたようで『そんな常識のない奴を紹介するな!』と怒りの電話を担当の方にぶつけたようでした。そんな一方的な勘違いをされるとは思わず、イラっと来たのを覚えています」
一方的な勘違いで不採用にしたばかりか、転職サポートの会社に抗議の連絡をするとは。そもそも面接のときにバッグを持ってこなかったのか聞けばよかっただけのことだ。ところが、男性の受難はまだ続いた。
「それだけならまだよかったのですが、その後複数企業との合同面接会に向かった際にその会社の面接官がおり、こちらと目が合ったとき『あ、お前バッグ持って来なかった奴だろ!採る気はないぞ!』と、他の参加者や別会社の方など大勢人がいる中で言われました。『こんな場所で言うような常識のない会社などこっちからお断りだ!』と非常にイライラさせられました」
と、面接以外の場所でもイラっとした経験談を綴っていた。
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