「大奥」最終話、黒木源一郎役に注目集まる…古川雄大“瀧山”と福士蒼汰“天璋院”とのスピンオフ希望の声も
2023年12月13日(水)10時25分 シネマカフェ
よしながふみによる人気コミックを豪華キャストと美麗な衣装で映像化、疫病で男性の人口が激減し女性が社会の担い手となったパラレル江戸時代の物語を2シーズンにわたり描いてきた本作。
薩摩から13代家定の正室として大奥入りした胤篤・天璋院に福士蒼汰。家定に仕えるため大奥入りし最後の大奥総取締となった瀧山に古川雄大。孝明天皇の弟に代わり男として家茂に嫁いだ和宮に岸井ゆきの。先代・家茂を酷使し最後の将軍となった徳川慶喜を大東駿介が。慶喜のワガママに振り回される勝海舟に味方良介。徳川家を潰そうとする西郷隆盛に原田泰造。和宮の乳母・土御門に山村紅葉。能登/志摩に中村アン。徳川家茂に志田彩良といったキャストが出演。
※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。
家茂が亡くなった後、慶喜が15代将軍となり大政奉還が行われる。だが徳川は新政権から排除され、旧幕府軍と新政府軍が戦闘状態になる。徳川を討とうとする西郷は軍を進め、江戸に攻め込もうとするなか、慶喜は勝や天璋院に調停させようとする…というのが最終回の展開。
勝が西郷と談判、女将軍が国を治めてきたせいで日本は世界から遅れた恥ずかしい国になったと話す西郷に和宮は激怒。その言葉もあり江戸城は無血開城されることに。没日録を書き続けてきた瀧山は江戸城明け渡しを前に、大奥のこれまでの歴史に想いを馳せる…。
この場面には「瀧山の回想を通して振り返る今までの大奥がまるでカーテンコールのよう」「原作でもぐっときた場面だけど、実写だとこれまでの数々の人間ドラマが目に浮かんで、より胸に迫った」など万感の思いを抱く視聴者が続出。
その後、天璋院は黒木(玉置玲央)の子孫の蘭方医・黒木源一郎から、13代家定(愛希れいか)の死が病死であったと聞かされるのだが、源一郎を演じたのはアニメ版「大奥」でも声優を務める宮野真守。まさかのサプライズ出演に「テレビから宮野さんの声がする……?と思ってみたら宮野さん」「大奥に宮野真守が出るとか聞いてない」など驚きの声が上がる。
そして時は明治に移り、ラストシーンで天璋院や瀧山たちは海を渡ってサンフランシスコに向かうことに。「天璋院や瀧山らの行く末に思いを馳せようとしていたら、何というラスト。希望の見える終わり方でよかった」などの声も上がるなか、大奥を出た後商売で財をなした瀧山の服装に多くの視聴者の視線が集中。
「大奥一の洒落者で通っておられた瀧山様、さすがお似合いです!!」「瀧山様、洋装がとてもお似合いになる」「瀧山良かった…シルクハットの洋装似合いすぎ」などの声が殺到。「米国での瀧山と天璋院様のスピンオフやりませんか?」「海外でシャーロックホームズとワトソンみたいな大暴れしないかな…」といったポストも投稿されている。