「電車で座席に座ったら、お尻にジワジワ広がった『濡れてる感覚』。思い切ってニオイを嗅ぐと...」(都道府県・年齢性別不明)

2021年12月21日(火)11時0分 Jタウンネット

多くの人が利用する公共交通機関では、予期せぬ出来事に見舞われてしまうこともある。

普通の日であればまだいいが、それがもしその後の人生を左右する大切な日だったら——考えるだけでぞっとする。

Jタウンネット読者のIさん(仮名)が編集部に教えてくれたのは、大学受験の会場に向かう娘に付き添い、電車に乗っていたときに起こった出来事だ。

2月の寒い朝、乗り込んだ電車の座席に何気なく座ったIさんとその娘。

すると、なぜかIさんのお尻の辺りに謎の違和感が広がったのだという。

じわじわと濡れていくような感覚を不思議に思い、お尻を触ってみると......。

濡れていた理由は、まさかの...

数年前、娘の大学受験のため、ふたりで電車に乗りました。何気なく座席に座ると、私のお尻にじわじわと濡れたような違和感が。

不思議に思い、お尻を触るとやっぱり濡れていました。

思い切って手の匂いを嗅いでみて、それが誰かの尿だと判明したのです。

電車の座席のシートは濃い色をしていて、一見すると濡れていることがわかりません。

私は娘にそっと事情を話し、席を変えました。

そのあとは、自分のお尻の下に持っていたタオルを敷いて、気を使いながら座りました。

その後、汚れていた座席には...

最初に座った尿で汚れていた座席には、

「この座席は濡れているので座らないでください」

とメモ書きを置き、電車を降りたあとで駅員さんに座席が汚れていることを知らせました。

本来であれば、娘の試験が終わるまで待ち、帰りも付き添うつもりでいました。ですが、他人の尿で濡れた服のままでいるわけにもいかず、何より寒かったので、受験先の大学で娘と別れ、そのままUターンして帰りました。

つくづく、あの座席に座ったのが、娘ではなく、私で良かった。大切な受験の間、不快な思いをさせずに済みました。

電車の中で粗相をすることは仕方ないと思いますが、それを放置するのはやめてほしい。

せめて、メモ書きを座席に残して、駅員さんに知らせるくらいはしてほしいです。

私と同じ思いをする人がもういませんように。

「のりもの」で困った思いをしたことは、ありますか?

公共交通機関に乗っていて、座席等を汚してしまった——そんな時はどうしたら良いのだろう?

Jタウンネット記者が、関東地方に多くの路線を有するJR東日本(東日本旅客鉄道)に聞いてみたところ、同社広報担当者から

「汚損箇所、何で汚損したか、座席等がどのような状態かを乗務員または駅係員までお知らせください」

と回答があった。

もし、何らかのアクシデントで座席を汚してしまった場合は、勇気を出して乗務員または駅係員に、正直に申告しよう。

ちなみに、東海道新幹線ではサーモグラフィカメラを活用した「座席濡れ検知装置」を開発し、21年12月1日から座面清掃に導入しているという。JR東海の発表資料によると「座席の濡れは目で判別しがたい」。

Iさんのように気付かず座ってしまう人も、少なくないのかもしれない。

さて、読者の中にも、新幹線や電車など、公共交通機関に乗車したときに何か困った目に遭ったことがある人いるに違いない。

さて、読者の中にも、新幹線や電車など、公共交通機関に乗車したときに何か困った目に遭ったことがある人は少なくないだろう。

Jタウンネットでは皆さんのそんな体験談を募集している。

読者投稿フォーム、または公式ツイッター(@jtown_net)のダイレクトメッセージ、メール(toko@j-town.net)から、具体的なエピソード(どんなことにイラッとしたのかなど、500文字程度〜)、あなたの住んでいる都道府県、年齢(20代、30代など大まかで結構です)、性別、職業を明記してお送りください。秘密は厳守いたします。

(※なお本コラムでは、プライバシー配慮などのため、いただいた体験談の一部を改変している場合があります。あらかじめご了承ください)

Jタウンネット

「電車」をもっと詳しく

「電車」のニュース

「電車」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ