外国人のビザ申請をオンラインで完結する。在留外国人320万人の課題解決に向けたRAKUVISAの開発ストーリー

2024年1月25日(木)12時30分 PR TIMES STORY

RAKUVISA株式会社ではこれまで、在留外国人向けに日本語教育、就労支援、ビザ取得支援などを行ってきました。中国、ベトナム、ネパール、インドネシア、フィリピンといった様々な国籍の在留外国人を支援する中で、全外国人が手続きを必要とする在留資格申請にこそ大きな課題を感じていました。

そこで、当社では在留資格申請をテクノロジーの力で解決するべく、RAKUVISAの開発を決意しました。

87類型もある複雑な在留資格手続き。出入国在留管理庁と接続するサービスは前例がなかった

出入国在留管理庁は2019年よりオンライン申請を受け付けており、またそのシステムを2022年からマイナポータルの申請APIと連携しており、民間企業が開発するソフトウェアからの申請を受け付けています。

しかし、そもそも在留資格とは29種類あり、さらに手続きごとに分類すれば87類型にも及びます。また申請には在留資格や手続きごとに異なる、多数の入力項目や添付書類などが定められていることから、入管業務を専門とする行政書士等でなければ正しい手続きを把握できないほど非常に複雑な行政手続きとなっております。

このような複雑な申請手続きという背景から、これまで出入国在留管理庁及びデジタル庁とAPI接続をした在留資格申請サービスはローンチされておりませんでした。

「オンラインビザ申請プロダクトを開発できるのは当社しかない」という気概で開発に取り組む

当社は代表が入管業務専門の行政書士であることや、開発チームが外国人であることなどから、オンライン在留資格申請プロダクトを開発できるのは当社しか無いと考え、2022年4月頃より本プロダクトの開発に着手しました。

しかし、他社の前例の無い開発であることや、上記の通り多数の在留資格・手続きごとのデータフォーマットを0から整える必要があること、また出入国管理庁やデジタル庁担当者と未整備の仕様書やテストについて、何往復もするやり取りを重ねる必要がありました。

出入国管理庁ご担当者様及びデジタル庁ご担当者様には深夜遅くにお返事を頂けるなど、本当に真摯に粘り強く開発にお付き合い頂けたこと大変感謝しております。

多国籍チームでの開発で、外国籍の方が容易にオンライン申請できるサービスを完成

当社には元々CSチームに中国籍、ベトナム籍、ネパール籍、インドネシア籍、フィリピン籍の社員が在籍しておりますが、本開発にあたっては全社員総出で開発及び実装に取り掛かり、開発着手から約1年半後の2023年8月にα版をリリースするに至りました。

リリース後には実際に当社代表の行政書士名義で申請を行い、本番環境で正しく申請が行われることまで入念に確認を行い、2023年12月にはβ版のリリースを迎えて、外国人の方が自分自身でオンライン申請が容易にできるプロダクトを作り上げることができました。2024年1月現在では既に多くの在留資格の申請で使われ始めており、今後はさらに多くの方に容易に正しい形式での申請ができるようにUIUXの改善に取り組み続けていきます。

現時点ではまだまだ日本の入管業務がDX化されているとは言い難く、入管では毎日のように長蛇の列と紙での申請、窓口での日本語でのやり取りといった旧態依然とした行政手続きの実態が続いています。

私たちのRAKUVISAを1人でも多くの外国人に利用してもらうことで、外国人はもちろん、入管行政の負担軽減にも繋がり、今よりも質の高い行政サービスが在留外国人に提供されることと信じております。

在留申請の不条理を、オンライン申請により解消していきたい

今後の展望として、まずは外国人の方々が直面している在留申請の不条理をオンライン申請により解消します。特に、身分系在留資格(家族滞在、定住、配偶者等)がオンライン申請で手軽に行われることが当たり前になることを目指しております。また、並行して就労系在留資格(技術人文知識国際業務、高度専門職等)の申請において外国人本人と所属機関(企業や学校)とが連携してスムーズに申請が行うことができる在留資格申請のプラットフォームを目指しています。

<サービス情報>

名称:RAKUVISA

日本の在留資格(永住と短期滞在は除く)すべてがオンラインで申請できる日本初のオンラインビザ申請サービス

https://rakuvisa.com/

利用プラン

・セルフプラン:外国人本人のマイナンバーカードを用いて、ご自身で入力、申請まで行うコース

・スタンダードプラン:外国人本人がご自身で入力、必要書類のアップロードは行うが、行政書士が確認をして行政書士が申請を行うコース

・プロプラン:行政書士が入力及び必要書類の翻訳やアップロードを行い、行政書士が申請を行うコース

費用体系(税込)

・セルフプラン:2,200円

・スタンダードプラン:9,800円

・プロプラン:申請する手続きによる。


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