20代のときに「時給1000円凄くない?」と言っていた同級生、今は50手前で「時給1300円凄くない?」と自慢 氷河期世代の女性が思うこと
2025年3月27日(木)18時42分 キャリコネニュース

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時代によって、就職市場は大きく変わるものだ。特にバブル後の1990年代から2000年代は、有名大学を卒業した人でも就職が厳しかった。
宮城県の48歳の女性(営業/年収750万円)は、そんな就職氷河期がもたらした弊害を指摘した。
「『今の若者は』と言えない中年が出来上がってしまいました」
女性の周りでは、20代前半で「フリーター」になった人が、30代前後になると「派遣社員」へとスライドするパターンが多かったという。そういう人たちが50歳目前となった今、会社員としてキャリアを重ねられず、大人になりきれていないと言いたいようだ。(文:長田コウ)
「甘やかされて子供のような中年もいます」
「正社員になりたい人は条件を飲めばなんとか正社員になれる人もありましたが」と前置きし、こう続けている。
「一部の同世代は昔のまま頭の時が止まったかのようで努力もせず年を重ね、正社員経験が無かったばかりに自分の権利ばかり主張したり決められた業務の範囲でお局化してしまいました」
女性の周りにも、まさにそのような人がいるようだ。20代で「時給1000円凄くない?」と言ってきた同級生は、50歳を前にして未だに「時給1300円凄くない?」と自慢してくるそう。
「本来ならもう同世代にそんな事恥ずかしくて言えないのですが。また甘やかされて子供のような中年もいます。正直若者ならまだ直す見込みもあれど中年は痛過ぎて遠巻きに見ているだけです」
そう同級生を批判した女性自身は年収750万円というから、厳しい中でも着実にキャリアを築いてきた自負があるようだ。
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