進化し続けるビッグローブのインフラ・情報システムに携わる醍醐味とは
2024年10月2日(水)10時0分 BIGLOBE Style
30年以上にわたり、インターネット接続サービスを300万人以上の会員へ向けて提供するビッグローブ株式会社。サービスを支えるネットワーク構築・自社データセンターとAWSのハイブリッド環境・大規模サーバーなど、あらゆる事業を自社で運営する高い技術力があります。事業成長を続けるなかで、今どのような人材を求めているのか、どんな経験ができるのか。インフラ部門と情報システム部門を統括する2名にお話を伺いました。
※ 本記事は、ビズリーチにて取材および掲載された記事を許可を得て転載しています。
※ キャリア採用向け記事となっておりますが(現在募集期間終了)、新卒採用にもご参考ください。
- 24時間365日、インターネット接続サービスを支え続ける
- インフラエンジニアとしての総合的なスキルアップを実現できる
- システム全体の刷新に取り組む全社プロジェクトが進行中
- 職種ごとに成長機会があり、裁量を持って活躍できる環境
24時間365日、インターネット接続サービスを支え続ける
———はじめに、南さんが統括されているインフラ部門についてご紹介ください。
私たちの部門は、インターネットの接続サービスを支えるインフラを扱っています。インフラとは、大きく分けるとネットワークとクラウドの2つです。ネットワークには、当社がメインに扱っている「ビッグローブ光」のような固定系のネットワークや、「BIGLOBEモバイル」のようなモバイル向けネットワークなどがあります。 クラウドにはAWSのようなパブリッククラウドのほかに、オンプレミスで運営しているクラウドがあります。また、これらネットワークとクラウドを24時間365日運用するための監視や保守を担っている部門が存在します。インターネットのサービスを止めることなく、安定して適切な品質でお客様にご利用いただけるように提供することが私たちのミッションです。 業務には、設計と構築、運用と保守があります。まず、事業計画に合わせてインフラを作っていくため、事業やサービスの要件を理解して設計することが重要です。そして要件に合ったものを構築し、運用します。 インターネットの利用者は増え続けているため、需要に合わせインフラを拡張することも運用の仕事です。運用をするなかで、ハードウエアが壊れたりすることがありますが、その状態を検知し解消することが保守の仕事になります。
———現在インフラ部門として注力していることをお聞かせください。
お客様が増え続けているだけでなく、お客様1人あたりの利用量も増えているため、それらに対応することに注力しています。 また、品質を担保しながら利益が出せるコストを維持することも重要です。お客様1人にかけるコストをさまざまなロジックで計算しており、それを毎年一定に維持するためのKPIを定めてコスト管理をしています。 そのほかにも、インターネットの速度が遅くなったりつながらなくなったりする状況を防ぐための施策も行っています。仮にトラブルが起きてしまっても、すぐに検知して直せるようにプロセスを整理しています。
インフラエンジニアとしての総合的なスキルアップを実現できる
———ビッグローブのインフラ部門ならではの働く魅力や、エンジニアとしてどのような経験が積めるかをお聞かせください。
私たちは事業会社として自社サービスを保有しています。そのため、自分たちが必要とするものを自分たちで作れるところが大きな魅力だと思います。 また、「規模感」もポイントです。300万人以上のお客様に使用していただいているため、大規模なサービスを支える基盤作りに携われます。プロジェクトは大規模でありながら、従業員数は約570名・インフラ部門としては約60名と少数精鋭ですので、やりたい仕事に挑戦しやすい環境です。 たとえば、これまでネットワークに携わってきた方がクラウドに携わりたいと希望すれば、比較的簡単にジョブチェンジができます。さまざまな経験ができるため、インフラエンジニアとしての総合的なスキルアップができるでしょう。
———入社後のサポート体制や勤務環境などについてお聞かせください。
エンジニア向けの育成プログラムがあり、技術的な資格を取るための受験費用の補助やインセンティブも付与しています。 エンジニアに用意されているキャリアパスは2つあります。1つはマネジメント職です。組織として成果を出せるようにプロセスを整理して、事業に貢献していただきます。もう1つは専門的な技術職です。本年度から「リードプロフェッショナル」という、技術で事業に貢献するメンバーのためのポジションを作りました。この2つから選択できるようになっています。 勤務環境としてはハイブリッドな働き方ができ、週に2日くらいの頻度で出社する人が多いです。フレックス制度があるため、朝の通勤ラッシュを避けて出社できますし、午前中はテレワークで午後から出社という働き方もできます。 社内の雰囲気としては、非常にチームワークのいい職場で、みんな仲良く仕事をしています。これは胸を張って自慢できるところですね。
———インフラ部門として求める人物像や、活躍するメンバーに共通している部分などをお聞かせください。
入社以降に専門的で体系的なトレーニングを受けられるため、インフラの知識はそれほどなくても問題ありません。大事なのは本人のやる気と成長意欲だと思っており、選考の場ではそういった部分を見ることが多いです。スキル習得に関しては専門性を備えたメンバーがしっかりとサポートしますので、「エンジニアとしてさらに成長したい」「こんなサービスを実現したい」といった思いを持つ方にぜひお越しいただきたいです。 私の個人的な思いとしては、インターネットが好きな人と一緒に働きたいですね。インターネットのインフラは、自律・協調・分散という考えの下に成り立っていますので、社内外を問わずどんな人とも柔軟にコミュニケーションをとれる方は、入社後もスムーズにご活躍いただけるでしょう。 活躍しているメンバーの共通点として多いのは、何か特定の分野のスペシャリストであることや、いい意味で「トガっている」ことでしょうか。たとえば、「あまり世の中で使われていないけれど、自分が大好きな技術を使ってシステムを作りたい」と考え、実践できるような人です。 外に出て、他社の人を巻き込んで今までになかった新しいシステムを共同開発する実証実験に参加している人もいますね。やりたいことを思い描いて、それに向かって行動できる人が活躍できる環境だと思います。
システム全体の刷新に取り組む全社プロジェクトが進行中
———はじめに、田口さんが統括されている情報システム部門についてご紹介ください。
情報システム部門は、サービスを販売するためのWebシステムやコンタクトセンターのシステムなどを担当しています。そのほかにも、新たな企画や営業活動につなげるための情報分析、マーケティングに関わるシステムなども見ており、人数としては80名規模の部門です。プロジェクトマネジメントを専門とする部署とソフトウエア開発を専門とする部署、AI・分析を専門とする部署の3つがあります。 情報システム部門のミッションは、大きく分けて2つあります。1つ目は、システムを24時間365日運用していくことです。2つ目は、業務プロセスの変革です。事業のため、そしてお客様と社会貢献のために、このミッションを実現していきます。
———現在、情報システム部門として注力していることをお聞かせください。
当社のサービス開始時から使われているシステムのリニューアルプロジェクトに注力しています。システム全体の刷新に取り組む全社規模のプロジェクトです。 システムのリニューアルによって、新たに企画したサービスを世の中に出していくスピードが格段に上がり、お客様の利便性向上にもつながります。現在は電話でしか問い合わせできないサービスも一部あるのですが、Web上ですべてのお問い合わせが完結できるようになります。 また、今後はAIの利活用にもより注力していきます。今後どの企業でも必須になる領域として、当社も少しずつ活用し始めているところですが、さらなる事業貢献や業務効率化を目指すうえでは、より多くのメンバーが必要です。採用を強化し、組織を拡大して、集中的に取り組んでいきたいと考えています。
職種ごとに成長機会があり、裁量を持って活躍できる環境
———ビッグローブの情報システム部門ならではの働く魅力や、貴社だからこそできる経験についてお聞かせください。
情報システム部門が主導している今回のシステム刷新プロジェクトは、通常のプロジェクトとは比較にならない規模の全社プロジェクトとなりますので、非常に大きな経験になると考えています。現在、補佐を含めて7人のPMがアサインされていますが、さらに増強していきたいと考えていますので、PM経験のある方も、今後PMに領域を広げていきたい方にとっても最適な環境だと思います。 エンジニアとしては、上流工程から関われることも大きな魅力です。自社で事業を行っているため、企画から開発まで関われます。他領域のことも理解しながら開発を進められることで、キャリアの幅が広がると思います。 AI利活用をされる方にとっては、新しいアイデアをすぐに試せる機会があります。AIの利活用に関しては、「これから本格的に」という段階ですので、新しくチャレンジしたい方にとってはよい環境ではないでしょうか。
———情報システム部門を総括する立場として、どのような組織を目指しているのでしょうか。
新しいことを試したい人が前向きに仕事を進められる環境にしたいと考えています。成長していく人が増えて、お互いを高め合える状態になることが理想です。協力し合って事業に貢献し、技術力も高まる。それによって裁量がさらに広がっていく、といういいサイクルを回せる組織にしたいですね。 制度的な面でいえば、キャリア入社の方向けに、システムの仕様を理解してもらうための研修制度を考えているところです。
———情報システム部門として求める人物像や、活躍するメンバーに共通している部分などをお聞かせください。
PMやエンジニア、AI利活用などそれぞれの領域で求められる基礎的な知識はあったほうがもちろんベターです。ただ、大事なのはプロジェクトを最後まで完遂しようする折れない気持ちだと思います。プロジェクトが一度失敗したくらいではへこたれないという、マインド面を重視するようにしています。 情報システム部門で活躍するメンバーに共通するのは、積極性です。「評論家」のようにならず、積極的にプロジェクトを推進して周囲を巻き込める人はどんどんご自身の活躍の場を広げています。 ビッグローブは部門に関係なく社員皆が協力的で、一致団結して仕事を進められる点が魅力であり、私自身も自信を持ってお伝えできる部分です。近年はキャリア入社のメンバーも増えており、新しい知識や世の中の動向などを取り入れて、さらに事業を伸ばしていけたらと考えています。 興味を持ってくださった方は、ぜひお会いできたらと思います。皆様のご応募をお待ちしております。
※ 本記事は、ビズリーチにて取材および掲載された記事を許可を得て転載しています。
※ 記載している団体、製品名、サービス名称は各社の商標または登録商標です。
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