週半ばは日本海側で大雪警戒 濃尾平野でも積雪の可能性

2024年1月21日(日)11時30分 ウェザーニュース

2024/01/21 11:30 ウェザーニュース

週半ばは冬型の気圧配置が強まり、日本海側で大雪のおそれがあります。名古屋を含む濃尾平野など太平洋側でも積雪に警戒が必要です。

非常に強い寒気が南下 日本海側は大雪警戒

上空の気圧の谷の接近に伴って22日(月)から23日(火)にかけて北海道西の日本海上と東北の東の海上にそれぞれ別の低気圧が発生します。
低気圧は急速に発達して24日(水)には冬型の気圧配置に移行し、日本の上空には非常に強い寒気が南下する予想です。平地で雪が降る目安の上空約1,500mで-6℃の寒気が北海道から九州をスッポリと覆い、さらに強い-12℃の寒気が山陰や九州北部にかかります。
日本海側では警報級の大雪になるおそれがあり、積雪の増加に伴う車の立ち往生など、交通障害の発生に注意が必要です。能登半島地震で大きな被害が出たエリアでは土砂災害の発生に加えて、被災した建築物の倒壊に警戒してください。
強い寒気のピークは24日(水)から25日(木)になるとみています。

名古屋など太平洋側も積雪のおそれ

週間天気予報

上空の寒気が非常に強いため、北西から発達した雪雲が流れ込み、九州東シナ海側や近畿瀬戸内、名古屋市を含む濃尾平野でも雪が降る予想です。
特に名古屋を含む濃尾平野では若狭湾からJPCZ(日本海寒帯気団収束帯)と呼ばれる発達した帯状の雪雲が流れ込み、路面に雪が積もる可能性があるとみています。
雪に不慣れな太平洋側のエリアでは少量の積雪で交通機関に影響が出るおそれがあるので、最新の予報をこまめに確認するようにしてください。車を運転する場合は早めに冬タイヤを装着しておくと安心です。
なお、関東エリアについては北部山沿いで大雪の可能性があるものの、南部平野部では雪の可能性は比較的低いとみています。

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