福島県沖 震度6強の地震で気象庁会見 東日本大震災の余震

2021年2月14日(日)1時20分 ウェザーニュース

2021/02/14 08:49 ウェザーニュース

13日(土)23時08分頃に発生した最大震度6強の地震に関して、気象庁は14日(日)1時10分より会見を行い、東日本大震災を引き起こした2011年3月の超巨大地震の余震との見解を示しました。

気象庁は地震の規模と深さを速報値から暫定値へと更新し、マグニチュードは7.3と上方修正、深さは約55kmです。地震のメカニズムは西北西−東南東方向に圧力軸を持つ逆断層型と解析しています。沈み込む太平洋プレートの内部で発生した地震と見られます。
過去の事例では大地震発生後に同程度の地震が発生した割合が1〜2割あり、揺れの強かった地域では、地震発生から1週間程度、特に今後2〜3日程度は最大震度6強程度の強い揺れのおそれがあるとして、注意を呼びかけています。

揺れが強いエリアでは物が散乱するなどの被害

地震被害報告

ウェザーニュースでは地震の発生を受けて、被害に関する緊急調査を行っています。震度6弱〜強の揺れを観測した福島県から宮城県にかけて、「物が散乱/家具転倒」の被害が目立ち、茨城県でも沿岸部を中心に同様の被害が起きている状況です。
また、停電に関しては東北南部から関東北部の広い範囲で発生しています。暗い中で散乱した室内をむやみに移動すると怪我をする危険性があります。最大震度3程度の余震が頻発していますので、お休みになる場合はできるだけ安全な場所を選ぶようにしてください。

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