4連覇を達成した一力遼棋聖が就位式…「囲碁の奥深さを感じる対局が多かった」

2025年4月25日(金)20時6分 読売新聞

棋聖就位式で允許状(いんきょじょう)を受け取り、笑顔を見せる一力遼棋聖(25日午後、東京都文京区で)=西孝高撮影

 囲碁の第49期棋聖戦七番勝負(読売新聞社主催、特別協賛・サントリーホールディングス)を制した一力遼棋聖(27)の就位式が25日、東京都文京区の「ホテル椿山荘東京」で行われた。

 一力棋聖は、2期連続で挑戦者となった井山裕太王座(35)を4勝3敗で下し、4連覇を達成した。

 就位式には一般参加者ら約120人が出席した。村岡彰敏・読売新聞東京本社社長から正倉院宝物の金銅鳳形裁文こんどうおおとりがたさいもんを写した鳳を刻み込んだ純銀製の棋聖大賞メダルと、賞金4300万円の目録が贈られた。

 和服姿で登壇した一力棋聖は「今年は囲碁の奥深さを感じる対局が多いシリーズだった。昨年、世界戦(応氏杯)で優勝はしたが、実力的には足りない部分が多いと感じている。日本一の棋士が世界一の棋士に、ということを目標に精進を続けていきたい」と謝辞を述べた。

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