「八十八夜」かすり着物姿で新茶摘み…愛知・西尾市

2025年5月1日(木)14時13分 読売新聞

遮光ネットの下、茶の新芽を摘み取る女性たち(1日午前、愛知県西尾市で)=尾賀聡撮影

 立春から88日目に当たる1日、抹茶の原料となる「てん茶」の産地・愛知県西尾市の稲荷山茶園公園で、「八十八夜行事」が行われた。黒い遮光ネットが設置された茶畑で、かすりの着物姿の女性たちが鮮やかな緑色の新芽を摘んだ。

 八十八夜に摘んだ新茶は上質とされ、この日に茶を飲むと長生きするとの言い伝えがある。同市茶業組合によると、今年の市内の生産量は昨年並みの約350トンを見込む。高須正徳組合長(62)は「冬は冷え込んだが、春の適度な雨と好天で新芽が順調に育っている」と話した。

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