デジタル技術を使った書道体験、新時代の書道をアピールするイベント「未来へつなぐ日本の書」始まる

2025年5月7日(水)19時11分 読売新聞

揮毫(きごう)する土橋靖子・日本書芸院理事長(7日午前、大阪市此花区で)=中原正純撮影

 大阪・関西万博会場(大阪市此花区)内の催事施設「EXPOメッセ WASSE」で7日、書道の新時代をアピールするイベント「未来へつなぐ日本の書」(読売新聞社、日本書芸院主催)が始まった。日本を代表する書家らが公開で席上揮毫きごうを披露した。

 日本書芸院の土橋靖子理事長は揮毫で、「空 海 時を超えて」と力強く書き、書道の未来への希望を込めた。会場には、土橋さんら書家や子どもたちの作品が並び、来場者が実際に筆をとって書いたり、3次元映像などのデジタル技術を使った書道体験ができたりするコーナーもある。

 「書道」は、国連教育・科学・文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産の登録を目指している。この日の開会式で来賓の島谷弘幸・国立文化財機構理事長は、「日本の書を世界に広げる良い機会。みなさんで力を合わせて発信していただきたい」とあいさつした。11日まで。

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