大阪・関西万博、喫煙所を3か所整備へ…「喫煙所遠い」との声受け6月上旬に利用開始

2025年5月26日(月)22時22分 読売新聞

大阪・関西万博が開催されている夢洲(5月8日、大阪市此花区で、読売ヘリから)

 大阪・関西万博を運営する日本国際博覧会協会(万博協会)は26日、全面禁煙としている会場内に、3か所の喫煙所を整備すると発表した。6月上旬に利用を開始する予定だ。

 万博協会は、これまで東ゲートの会場外の2か所に喫煙所を設置していたが、関係者による会場内での喫煙が確認され、来場者からは「喫煙所が遠い」との声が上がっていた。

 今回、大屋根リングの北側と、催事施設「EXPOメッセ」の南側に喫煙所を新設する。東ゲートの会場外の1か所については、会場内から利用するように動線を変更する。

 会場がある夢洲は埋め立て地で、西側はメタンガスが発生しやすい廃棄物の焼却灰が使われている。昨年3月、工事の火花がガスに引火して爆発する事故が発生。無秩序な喫煙に伴う事故が懸念されていた。

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