札幌中心街で「トンネル火災」と相次ぎ通報、電光掲示板の誤表示が原因…サイレンも鳴り響く

2025年5月27日(火)9時58分 読売新聞

「火災発生」の誤情報が表示された創成トンネルの入り口(23日午後10時29分、札幌市中央区で)=鍋倉永憲撮影

 札幌市中心街の「創成トンネル」で23日夜、入り口の電光掲示板に「トンネル内 火災発生」と誤った情報が表示されるトラブルがあった。誤表示は約30分間にわたって続き、「トンネル火災が起きた」との110番が相次いだほか、走行中の車がトンネル手前でUターンするなどの混乱も生じたが、交通事故の発生はなかった。

 創成トンネルは、札幌の市街地を東西に区切る際の基準となる創成川に並行したアンダーパス。川を挟む形で南北に向かう一方通行のトンネルになっており、北2条と北3条、南4条と南5条の間にそれぞれ入り口がある。

 市道路設備課によると、誤情報が流れたのは23日午後10時15分頃から同40分頃までの間。火災の事実はなかったにもかかわらず、トンネル内では火災発生を伝えるサイレンが鳴り響き、双方の入り口の電光掲示板にも誤情報が表示された。同日は午後10時頃から北に向かうトンネル側で路面の補修工事が行われており、作業中に何らかの理由で火災報知機が反応した可能性があるという。

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