仙台で今年初めて30℃以上の真夏日 二本松では停電も 停電時の熱中症対策は

2024年6月14日(金)13時9分 tenki.jp

14日、仙台では最高気温が30℃に達して今年初めて真夏日となりました。熱中症に警戒が必要ななか、福島県二本松市内では停電が発生。気になる熱中症対策は。

盛岡は4日連続の真夏日か 6月としては異例

今日(14日)、東北地方は梅雨入りが遅れるなか、日差しと暖かな空気の影響で気温が上がっています。
仙台では午後1時までの最高気温が30.4℃と、今年初めて30℃以上の真夏日を観測しました。
今日の予想最高気温は仙台31℃、福島34℃、山形33℃など厳しい暑さが予想されます。
明日(15日)は福島34℃、秋田でも33℃と今年初めての真夏日になる予想です。
盛岡では今日・明日ともに30℃が予想されますが、予想通りに4日連続の真夏日になれば、1958年(6/24〜27)以来66年ぶり、6月中旬としては史上初めてのことになります。
異例の暑さが続くため、熱中症には特に警戒が必要です。

熱中症の応急処置

熱中症は、できるだけ予防したいものですが、万が一、症状が疑われる場合は、次のような応急処置が必要です。
まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。
衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。
水分と塩分を補給しましょう。冷たい水を、自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。
ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。

暑い時期の停電への備え

厳しい暑さのなか、東北電力ネットワークによると、福島県二本松市で午前9時半頃から最大で約600戸の停電発生しました。(速報値)
停電が発生すると、エアコンや扇風機が使えなくなり、室内の気温や湿度が急上昇して、熱中症のリスクが高まります。事前に、冷やしたペットボトル入りの水や麦茶、スポーツ飲料、冷却グッズ(ネッククーラーや保冷剤など)を用意しておくとよいでしょう。クーラーボックスやうちわ、携帯型扇風機もあると役立ちます。衣服は通気性の良い素材や、速乾性に優れた素材のものを選びましょう。
停電になった際は、薄着になってこまめに水分を摂取しつつ、保冷剤や氷、水でぬらしたタオルなどで体を冷やして、体温の上昇を抑え、熱中症を防いでください。

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