安住紳一郎アナ「ちょっとずつ普段からお慈悲...時代遅れと見捨てないでほしい」冠ラジオ番組で“お願い”

2025年5月4日(日)11時43分 スポーツニッポン

 TBSの安住紳一郎アナウンサー(51)が4日、パーソナリティーを務めている同局ラジオ「安住紳一郎の日曜天国」(日曜前10・00)に出演。欧州での大規模な停電が起こったことを受け、非常時のラジオの役割について言及した。

 スペインでは4月28日午後0時半(日本時間同7時半)ごろ、大規模な停電が発生。首都マドリードや北東部バルセロナ、南部セビリアなど各地で交通網がまひし、市民生活が混乱した。ポルトガルやフランスの一部でも停電が起きた。

 スペインのマドリードやバルセロナなどで地下鉄やバス、鉄道が運休し、信号機の停電で交通渋滞も起きた。学校や病院に影響が出たほか、インターネットやクレジットカードも使えなくなった。また、ポルトガルでは首都リスボンや北部ポルトで停電が起きた。リスボンの空港では28日夜まで欠航が続き、ポルトではビルや地下鉄で混乱が広がった。

 番組では、スペイン在住のリスナーの、停電の様子を伝えるメールを紹介。安住アナは「自分たちがラジオ局で働いているので、少し押しつけがましいですけれども、本当にAMラジオはよくできたシステムで、スマホでラジオを聴いている方、最近多いですけれどもスマートファンだと電力消費が激しいですよね。AMラジオだと乾電池1本でほぼ半年聴けますからね。手回し発電だと30分くらい聴けますし」などとラジオの“実力”を説明。

 そして、「電気がなくなった時に大活躍するということで、ただ、その時のためだけにみんな普段からラジオをお金を出して聴くという時代でもないということも分かっているんですが、非常時にも役立つので普通の時にも幾分かのお慈悲をいただければという感じでしょうかね」と話した。

 さらに「ほんのちょっとずつ普段からお慈悲をいただければ生き延びることは可能ですので時代遅れと見捨てないでほしいなという気持ちもありながら、スペインから関東のラジオ局にエールや激励を送っていただきましてありがとうございます」と海外リスナーに感謝していた。

スポーツニッポン

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