熊本市内で用水路が氾濫 九州など西日本は激しい雨に警戒
2019年7月22日(月)8時40分 ウェザーニュース

2019/07/22 09:34 ウェザーニュース
用水路が溢れ道路が冠水 熊本市東区(22日7時頃の様子)
南から非常に暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で、今日22日(月)も朝から九州を中心に西日本で激しい雨が降っています。
九州を中心に激しい雨に

福岡県大牟田市では、7時3分までの1時間に50.5mmの非常に激しい雨を観測。熊本県や福岡県、大分県を中心に1時間に50mm前後の激しい雨が降っているところがあります。
熊本市内では用水路が氾濫
熊本市内では断続的に激しい雨が続き、市内を流れる河川の水位が高くなり、周辺を流れる用水路の水が溢れて、道路に流れ出してきている場所があります。
河川氾濫・土砂災害に警戒を

8時現在、佐賀県や熊本県、鹿児島県には土砂災害警戒情報(警戒レベル4相当)が発表されている地域があります。
昨日までの大雨ですでに地盤が緩んでいるところに、激しい雨が降っています。河川氾濫や低い土地の浸水、土砂災害の発生などに警戒をしてください。
午後も西日本を中心に激しい雨に警戒
午後も南からの暖かく湿った空気の流れ込みは続き、西日本を中心に発達した雨雲によって、1時間に50mm前後の激しい雨が予想されています。
特に活発な雨雲は宮崎県北部〜大分県を通り、四国を通過する見込みです。夕方頃には大阪や京都など近畿地方でも一時的な激しい雨に警戒が必要です。
都市部でも道路冠水などが発生するおそれがありますので、最新の情報に注意してください。
参考資料など
写真/動画:ウェザーリポート by 大吾さん