台風6号 来週は西日本を直撃 暴風や記録的な大雨 お盆は関東などで雨 2週間天気

2023年8月5日(土)16時10分 tenki.jp

台風6号の影響で、沖縄や奄美は6日(日)にかけて大荒れでしょう。来週は台風6号が西日本にかなり接近、上陸し、縦断の恐れがあります。九州から東海では台風が近づく前から大雨となる所があるでしょう。台風本体の雨雲も次第にかかり、九州などで記録的な大雨となる恐れもあります。

沖縄や奄美は6日(日)にかけて大荒れ

台風6号は6日(日)にかけて沖縄地方や奄美地方にかなり接近する見込みです。
沖縄地方や奄美地方では6日(日)にかけて飛来物によって負傷したり、走行中のトラックが横転したりする恐れもある猛烈な風が吹くでしょう。不要不急の外出を控え、屋内では窓から離れるなど暴風に厳重に警戒してください。
また、沖縄地方では6日(日)午前中にかけて、奄美地方では6日(日)日中にかけて、線状降水帯が発生して大雨災害の危険度が急激に高まる可能性があります。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。
海上は7日(月)にかけて猛烈なしけとなりますので、海岸付近に近づかないようにしてください。

台風6号 西日本を直撃 暴風や記録的な大雨の恐れ

台風6号は日本の南の海上で再び勢力を強めて北上し、8日(火)から9日(水)頃にかけて、西日本にかなり接近し、上陸、縦断する恐れがあります。また、台風周辺の湿った空気が流れ込むため、西日本から東日本の太平洋側では、台風が近づく前から断続的に非常に激しい雨や激しい雨が降り、南東斜面にあたる地域を中心に総雨量が多くなるでしょう。
6日(日)は、九州南部では線状降水帯が発生して大雨災害の危険度が急激に高まる可能性があります。7日(月)は九州から東海にかけて太平洋側を中心に活発な雨雲がかかり、大雨となる所があるでしょう。8日(火)から10日(木)にかけては九州から近畿を中心に台風本体の活発な雨雲がかかり、さらに雨量が増える見込みです。九州では1000ミリ近い総雨量が予想されている所もあり、平年の8月ひと月の雨量の2倍以上の大雨となる恐れもあります。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。最新の台風情報に加え、自治体からだされる避難情報にも注意が必要です。
九州南部では風が強まり、6日(日)は非常に強い風が吹くでしょう。8日(火)から10日(木)頃にかけては九州や中国、四国を中心に暴風となり、大荒れの天気となる恐れがあります。交通機関に大きな影響がでる可能性もあり、交通情報にも注意が必要です。
※なお、台風の進路や進む速度によって、影響や荒天の期間が変わる可能性があります。最新の台風情報を確認してください。

お盆休み期間の天気は?

13日(日)以降は沖縄は晴れる日が多いでしょう。九州から東海もおおむね晴れますが、局地的なにわか雨や雷雨がありそうです。関東から東北は湿った空気が流れ込み、雨の降る日が多く、ぐずついた天気でしょう。北海道は雲が多く、すっきりしない天気となりそうです。
この先2週間の最高気温は平年並みか高く、厳しい暑さの日が多くなるでしょう。来週はフェーン現象の影響で日本海側を中心に体温超えの暑さとなる日がありそうです。お盆休み期間も蒸し暑さが続きますので、熱中症に警戒が必要です。

台風の大雨 洪水から命を守るためには どこへ避難?

台風によって大雨になると、川の水が増水するなど、洪水の危険度が高まります。洪水で命の危険が迫った場合、建物の上の階に避難すべきか、建物から離れて避難する必要があるのか、命を守るべき行動が違ってきます。
①堤防の近くで、川が氾濫すると、建物の流出が想定される場合
②建物の最上階の床まで、水が浸水すると想定される場合
③地下室などに、水が浸水すると想定される場合
④海抜ゼロメートル地帯で、長い時間、浸水が続くと想定される場合
⑤山間部で、川の流れの速い所など、建物の流出が想定される場合
こんな場合は、命に危険が及びますので、建物の2階以上に避難する「垂直避難」ではなく、建物から離れる「立ち退き避難」をしてください。

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