台風22号は猛烈な勢力でフィリピンへ 沖縄近海もシケに
2018年9月13日（木）16時45分 ウェザーニュース
2018/09/13 16:21 ウェザーニュース
大型で猛烈な勢力の台風22号は13日(木)15時現在、フィリピンの東の海上の西に時速20kmで進んでいます。
中心気圧は905hPa、中心付近の最大風速は55m/sです。
▼台風22号 13日(木)15時現在
存在地域 フィリピンの東
大きさ階級 大型
強さ階級 猛烈な
移動 西 20 km/h
中心気圧 905 hPa
最大風速 55 m/s (中心付近)
最大瞬間風速 80 m/s
猛烈な勢力でフィリピン北部を直撃の恐れ
台風は猛烈な勢力を保ったまま15日(土)にフィリピン北部に上陸する可能性が高まっています。
500mmを超える雨が降り、台風の中心近くでは瞬間的に70m/sを超えるような暴風となって甚大な被害が懸念される状況です。
フィリピンを通過後は南シナ海を通って香港の南海上から海南島方面に進みますので、こちらも16日(日)以降は台風の影響が強まってきます。
3連休でこの方面への旅行などを計画されている方は、現地の情報等をご確認ください。
沖縄は高波に警戒
台風の中心は日本から離れて通るものの、沖縄は波の影響を強く受けます。
先島では15日(土)を中心に7〜8mの大シケに見舞われ、沖縄本島周辺でも5m前後の高波が予想されています。台風が遠くても油断をしないようにする必要があります。
台風の名前
台風22号のマンクット( Mangkhut / มังคุด )は、タイが提案した名称で、マンゴスチンのことです。
台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。
