台風24号(チャーミー)が発生 急速に発達 日本へ影響する可能性も

2018年9月21日(金)22時40分 ウェザーニュース


2018/09/21 23:26 ウェザーニュース

グアムの北西で発達中の熱帯低気圧が、9月21日(金)21時に台風24号になりました。今年9月の台風発生はこれで3つ目です。


▼台風24号 21日(金) 21時現在
 存在地域   マリアナ諸島
 大きさ階級  //
 強さ階級   //
 移動     西北西 15 km/h
 中心気圧   1000 hPa
 最大風速   18 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 25 m/s

海水温の高い海域を進み発達
日本へ影響する可能性も

この先台風24号は、猛烈な勢力まで発達した21号や22号と同様に、海面水温が28℃以上と温かい海域を西よりに進み、勢力を強める見込みです。明日22日(土)夜には、早くも暴風域を伴う可能性があります。
来週中頃には沖縄の南へと進み、速度を落として進路を北寄りに変える可能性があり、日本への影響が懸念されます。また、日本付近に停滞する秋雨前線を活発化させる可能性もあります。

来週中頃以降の進路については、まだ予想が難しい状況です。
進路のとりうる幅を示す「予報円」は、5日先の時点で半径700kmと非常に大きく、その円内に中心が入る確率が70%とされています。つまり、5日先に存在しうる位置は、フィリピンの東から沖縄付近までかなりの幅があると読み取ることが出来ます。
複数のシミュレーションモデルの計算結果を比べても、まだばらつきが大きく、正確な進路は予想しづらい状況です。同じ機関のモデルでも、最新の計算が更新されるたびに、情報が大きく変わることもあります。

予報は期間が近づくにつれて精度が上がりますので、今後も最新の情報に十分注意するようにしてください。

台風の名前

台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。
台風24号のチャーミー(Trami)は、ベトナムが提案した名称で、バラ科の花の名前です。


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