舞鶴事業所内の太陽光発電による長期電力購入契約(PPA)を締結

2024年3月28日(木)11時0分 Digital PR Platform


 日本板硝子株式会社(本社:東京都港区、代表執行役社長兼CEO:細沼 宗浩、以下「NSG」)は、舞鶴事業所(京都府舞鶴市大波下)において、当社グループの国内事業所としては初めて、事業所敷地内に設置する太陽電池パネルから生成される再生可能電力の長期購入契約(PPA:Power Purchase Agreement)を締結し、このたび当設備の設置工事を開始しましたのでお知らせします。

 本プロジェクトは舞鶴事業所敷地内の遊休地を活用し、薄膜太陽電池パネルの世界的メーカーであり当社グループと長きに渡るパートナーでもある米国ファースト・ソーラー社製の太陽電池パネル 合計3,064枚(発電能力1.15MW(メガワット))を設置します。なお、この太陽電池パネルには、独自のオンラインコーティング技術を活用した当社の透明導電膜(TCO)付きガラスが使われています。
当設備は発電事業者であるBayWa r.e. Japan社(東京都港区)が設置、運営します。工事は3月1日に開始し、稼働は2024年10月の予定です。発電された電力の90%は、当社が契約した固定価格で25年間に渡り購入します。年間の想定発電量は、1,411MWh、実質的な年間CO₂削減効果は約541トンを見込んでいます。

 この再生可能エネルギーの導入により、NSGグループのCO₂排出量の削減につながるとともに、製造工程におけるサステナビリティの推進に貢献します。
昨今の世界的なCO₂削減を背景とした市場におけるグリーン電力の需要が増加する一方、購入電力価格高騰のリスクがある中で、工場遊休地を活用した今回のオンサイトPPA導入は、再生可能エネルギーの中長期的な安定調達への一助になります。

 NSGグループは2030年までに温室効果ガス排出量を2018年比で30%削減する目標を設定し、SBTイニシアティブ(SBTi) (※1)に認定されています。あわせて2050年までにカーボンニュートラルを達成することを目指しています。本プロジェクトは、再生可能エネルギーへのシフトに積極的に取り組む施策の一環です。

 これらの取り組みにより、事業の脱炭素に向けた活動を加速させ、サステナブルな社会の実現に努めてまいります。

以 上



(※1)SBTi(Science Based Targets initiative):
CDP(旧カーボン・ディスクロージャー・プロジェクト)、国連グローバル・コンパクト、WRI(世界資源研究所)およびWWF(世界自然保護基金)による共同イニシアティブで、気候変動リスクの低減に向けて企業に対し、科学的知見と整合した温室効果ガス削減目標の設定を推進しています。


[画像1]https://digitalpr.jp/simg/2401/84489/500_334_2024030713452465e94664f385e.jpg


舞鶴事業所


NSGグループのサステナビリティ活動指針について
NSGグループは、2019年に取得したSBT認証を2021年に見直し、2030年までのCO2の排出削減目標を2018年対比30%に引き上げた上で、2050年までのカーボンニュートラル達成にコミットし、この実現を目指しています。この新たな目標は、2022年5月にSBTiに認定されており、将来のカーボンニュートラルの達成に向けた、サステナブルな社会の実現に向け様々な活動を推進しています。
サステナビリティ活動の取り組みについて:https://www.nsg.co.jp/ja-jp/sustainability

NSGグループ(日本板硝子株式会社およびそのグループ会社)について
NSGグループは、建築および自動車用ガラスとクリエイティブ・テクノロジー分野で事業を展開する世界最大のガラスメーカーのひとつです。
建築用ガラス事業は、各種建築用ガラス、太陽電池パネル用ガラス等を製造・販売しています。
自動車用ガラス事業は、新車用(OE)ガラスや補修用(AGR)ガラスの分野で事業を展開しています。
クリエイティブ・テクノロジー事業の主要製品は、プリンターやスキャナーに用いられるレンズ、タイミングベルトの補強材であるグラスコードを中心とした特殊ガラス繊維やガラスフレーク、およびファインガラスです。 https://www.nsg.co.jp

BayWa r.e. Japan社およびBayWa r.e.について
BayWa r.e.は、エネルギーをどのように生産、貯蔵し、地球の将来にとって不可欠な世界規模の再生可能エネルギーへの移行を可能にするために最適に利用できるかを考えております。
当社は世界をリードする開発者、サービス サプライヤー、販売代理店、ソリューション プロバイダーであり、6 GW 以上のエネルギーをオンラインに導入し、10 GW 以上の資産を管理しています。 当社は、エネルギー取引事業を拡大する独立系発電事業者でもあります。
BayWa r.e. Japanは、日本で10年近くの実績を持つ経験豊富な再生可能エネルギーチームとともに運営しており、100MW近くの設備容量を開発しています。
BayWa r.e.は世界中の企業と協力して、カスタマイズされた再生可能ソリューションを提供します。当社は、気候変動への貢献アプローチを通じて、気候変動対策のベストプラクティスを遵守し、パリ協定と連携する社内外の取り組みに戦略的に投資し、当社自身の持続可能性への取り組みにおいて大きな進歩を遂げることができます。
私たちは、多様性、公平、包括的な職場でエネルギーの未来を積極的に形作るために日々努力しています。
当社の株主は、271億ユーロの世界的企業であるBayWa AGと、エネルギーインフラ投資のリーダーであるEnergy Infrastructure Partnersです。





本件に関するお問合わせ先
(報道関係等) 広報部 Tel:03-5443-0100

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