◆福井工業大学附属福井高校◆ デュアル・ディプロマ・プログラム 修了 米国の高卒資格取得へ
2025年3月28日(金)14時5分 Digital PR Platform
本校特別進学科2年小野翔愛さんが、本校に通いながら提携校のオンライン授業を受講し、日本の高校卒業と同時にアメリカの高校卒業資格を取得できるデュアルディプロマプログラム(DDP)を修了しました。
DDPの参加者は、全米大学ランキングトップ5%の推薦入学が認められる他、全米200大学が加盟する給付型奨学金制度(授業料最大60%免除)の参加資格を得ることができます。また、上智大学をはじめとする国内大学への帰国生入試による進学など、世界中の大学への進学の道を拓いています。
本校では今年度からDDP奨学金制度も創設。小野さんは英検準1級を取得していたため、受講料全額(約200万円)が免除されました。
小野さんは小学校3年生から中学2年の夏まで5年間シンガポールで生活し、中学校2年の夏から福井工業大学附属福井中学校に転校してきました。
中学校3年1月からDDPを受講し、高校2年生の12月まで2年間受講しました。
授業はSDGsや経済、世界史、美術史など10科目を、他校の日本人クラスメートと一緒に週に2回オンラインで受講します。
レポート提出やテストが大変でしたが、休むことはせず、時には移動中の車の中で受講することもありました。
SDGsの授業が特に面白かったようで、日本は「ゴールのために何をするか」と考えるが、海外ではゴールは決めず、過程を重視。問題解決策から課題を見つけゴールにもっていくような深い考え方を学ぶことができました。
小野さんは「高校の試験とDDPの課題提出期限が重なるなど、全部のことを100%の力でできず、プレッシャーで精神的に厳しい時もあったけど成し遂げることができました。ライティングなど英語力が身についたことはもちろんですが、時間の管理や考え方など、自分と向き合ったことが将来的に大きいことだと思っています。これから壁にぶつかっても成し遂げられる自信につながりました。高校の先生や、DDPの先生、クラスメート、両親などみんながサポートしてくれて、周囲からの『なんとかクリアしよう!』という思いが励みになりました。」と話しました。
今後は、日本から世界を学び、国際関係について学びたいと夢を語ってくれました。
【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/