ASTRO GATE株式会社、経営体制変更のお知らせ。元JAXA射場エンジニアの中尾太一がCTOに、当社COO兼CSOの原田悠貴がCEOに就任。
2025年4月2日（水）11時17分 PR TIMES
ロケットの離発着拠点となるスペースポート(宇宙港)の調査、企画、運営事業等に取り組むASTRO GATE株式会社(本社：東京都あきる野市、以下 ASTRO GATE)は、4月1日付で経営体制を変更いたしました。また、同日付で最高技術責任者(CTO)の役職を新設し、元JAXA射場エンジニアの中尾太一が就任したことをお知らせいたします。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/148328/8/148328-8-aada96a2abad5054a4be648759f1a6a6-3558x2698.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]左：CTO 中尾太一、中央：代表取締役社長 大出大輔、右：CEO 原田悠貴
新経営体制の概要
このたびの体制変更により、大出大輔(元CEO)は社長、原田悠貴(元COO兼CSO)は最高経営責任者(CEO)を務める新体制へと移行いたします。これにより、当社が手掛ける世界各地のスペースポートに対して主体的に貢献できる体制を拡張し、事業のさらなる加速を目指します。
新たにCTOに就任した中尾太一は、宇宙航空研究開発機構（JAXA）にて、種子島宇宙センターや内之浦宇宙空間観測所の計画管理・運営を担当し、H-IIA/H-IIBロケットやイプシロンロケットの打上げ運用に携わった経験豊富なエンジニアです。特に2017年度には日本国内で過去最多となる基幹ロケット年間6機という多数機打上げを経験しました。
また、H3ロケットの開発では、地上設備開発担当として移動発射台やアンビリカルシステムの開発を行い、ロケットと地上設備の統合試験やエンジン燃焼試験、射場での総合システム試験・打上げに従事。試験機1号機の打上げ失敗を経て、試験機2号機、3号機、4号機、5号機の連続成功に貢献しました。
射場エンジニアとして豊富な経験を持つ中尾がCTOに就任することで、技術的観点から最適な射場の企画・運営が可能となります。中尾の知見を生かし、当社の技術開発を加速させ、さらなる成長を実現してまいります。
CTO 中尾太一より就任のご挨拶
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/148328/8/148328-8-04320397a45b7ced3cb833d14ee7f3a7-3900x2600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]CTO 中尾太一
これまで私は、種子島宇宙センターをはじめとする射場の開発・運営や、基幹ロケットの打上げに携わり、「誰もが気軽に宇宙を行き来できる世界の実現」を目指して宇宙開発に取り組んできました。
スペースポートは宇宙への玄関口であると同時に、人工衛星の整備やロケットの打上げといった宇宙開発の最前線の現場を身近に感じられるハブであり、周辺地域の発展も含め、宇宙開発の根幹を支える重要な拠点でもあると考えています。
ASTRO GATE株式会社では複数のスペースポートを運営する「Multiple Spaceport Operator」として、エネルギー溢れる優秀な仲間と共に、世界中のスペースポートの企画・開発・運営に携われることに大きな魅力を感じています。JAXAでの射場開発・運営、ロケット打上げといったこれまでの経験を活かし、技術面からASTRO GATEの事業推進に貢献してまいります。
CEO 原田悠貴より就任のご挨拶
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/148328/8/148328-8-66dec49d62d3da3e809d94cfb1d869eb-3900x2600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]CEO 原田悠貴
この度、ASTRO GATEのCEOに就任いたしました原田です。これまではCOO兼CSOとして、世界各国の政府や企業など、スペースポートに関連するステークホルダーの皆様との連携や、ロケット打上げに関する事業の推進に携わってまいりました。今後はCEOとして、経営面での責任をより一層強く担うとともに、新たに就任した中尾も含め、国内外におけるスペースポートプロジェクトの組成・推進・発展に尽力してまいります。
代表取締役社長 大出大輔より今回の新体制に関するコメント
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/148328/8/148328-8-40631246afb46c3b364fb9e92eb1a31c-3900x2600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]代表取締役 大出大輔
この度、代表取締役社長となりました大出です。当社は新たに最高技術責任者(CTO)を新設し、JAXAにて射場エンジニアとして専門的に射場開発・運営に携わっていた中尾を迎え、今後当社としても拡大していくスペースポートの開発プロジェクトに対してより技術的な側面からも貢献を深めていきたいと考えております。また、COO兼CSOとしてこれまで海外スペースポートプロジェクトを主体的に推進してきた原田をCEOに据えることで、「世界中のスペースポートを企画・運営する会社」として、より一層事業を加速してきたいと考えております。
ASTRO GATEについて
ASTRO GATEは、スペースポートを基軸として人類に新たな出会いを生み出すことをミッションに掲げております。
スペースポートに関する調査〜運営までのトータルサービスの提供や、ロケット打上げ支援サービス、スペースポートを基点とした宇宙関連ビジネス共創、コンサルティングサービス等を提供しております。
ASTRO GATEウェブサイト：https://astrogate.jp/
関連プレスリリース
ASTRO GATE、ロケット打上げ時の周辺海域への船の立ち入りを気球から観測する共同実証実験を実施
https://prtimes.jp/main/html/searchrlp/company_id/148328
ASTRO GATE、神奈川大学のロケット打ち上げを支援
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000148328.html
【本件に関する報道関係者からのお問合せ先】
ASTRO GATE株式会社
メールアドレス：info@astrogate.jp
