福岡発祥うどん「うちだ屋」全国展開へ…堀江貴文氏が顧問の都内企業が完全子会社化

2025年4月19日(土)8時42分 読売新聞

うどん店「うちだ屋」の店舗(18日、福岡市西区で)

 飲食関連企業「こむぎの」(東京都)は18日、九州でうどん店を運営する「うちだ屋」(福岡市)を完全子会社化したと発表した。年内に関東などに出店し、5年間で全国の店舗数を現在の2倍の80店に拡大するとしている。すかいらーくホールディングス(HD)が買収した北九州発祥の「すけさんうどん」など、昨年以降、福岡県発祥のうどん店の首都圏進出が続いている。

 発表によると、株式譲渡は3月31日付。売却額は非公表としている。

 こむぎのは、実業家の堀江貴文氏が経営戦略顧問を務める飲食関連企業。パン屋「小麦の奴隷」などの展開を手がけており、業容拡大に向けて新たな企業を探していた。うちだ屋は1977年に福岡市で開業し、福岡県を中心に42店を構えている。軟らかいうどんを持ち味に、そばや定食も提供する。

 福岡県発祥のうどん店では、資さんうどんが昨年以降、東京都や千葉、埼玉県に相次いで出店した。博多ラーメン店「一風堂」を運営する力のもとHDも、2016年に買収した老舗うどん店「因幡いなばうどん」の東京1号店を今月21日、原宿に開業する予定だ。

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