日販、公共図書館で本や文具雑貨、地域商材を販売する図書館内ショップ「TOSHOP」の実証実験開始
2025年4月22日(火)12時47分 PR TIMES
日本出版販売株式会社(代表取締役社長:富樫 建、以下:日販)は、株式会社図書館流通センター(代表取締役社長:谷一 文子、以下:TRC)とともに、公共図書館内で本や文具雑貨、地域商材などを販売する図書館内ショップ「TOSHOP(トショップ)」の実証実験を開始します。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/23227/566/23227-566-76c0f409d984c152bad0f5a063e8be48-2750x1833.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]図書館で展開したTOSHOP のイメージ
「TOSHOP」は、公共図書館に“本を借りる場所”にとどまらない付加価値をつけることで、地域の人たちが集い、文化を育むコミュニティセンターとしての可能性を広げ、読書人口を増やすことを目指す取組みです。
実証実験は、海南市民交流施設(海南nobinos、和歌山県海南市)にて5月31日(土)から、日進市立図書館(愛知県日進市)にて6月28日(土)から、学びの杜ののいち カレード(石川県野々市市)にて7月下旬(予定)から、全3館の公共図書館にて実施します。
「TOSHOP」は、約半年間の実証実験期間を経て、持続性と拡張性を検証し、2026年度以降の本格稼働を予定しています。
■図書館内ショップ「TOSHOP」が目指すもの
日販は、人と本のタッチポイントを創出することを目指し、書店への集客だけでなく、書店そのものの新しい在り方を提案するモデルとして、入場料のある本屋「文喫」や、完全無人書店「ほんたす ためいけ」などを展開してきました。
図書館も人と本を繋ぐ重要な場であると同時に、地域の人々が集い、文化を育むコミュニティセンターとしての役割を持っています。日販は、数多くの図書館の運営を担っているTRCとともに、図書館を利用する人にいま以上の価値を感じてもらうために、以前より様々な取り組みを実施してきました。
「TOSHOP」は、公共図書館に“本を借りる場所”だけでなく“モノを買える場所”という付加価値をつけることで、利用者にとっての利便性を向上させ、さらにこれまで図書館に足が向かなかった人達の来館のきっかけを作り、図書館利用者が増えることで読書人口の増加に寄与することを目指します。
「TOSHOP」は、本だけではなく、文具雑貨や地域ならではの商材、日用品などを販売します。商品構成、運用方法、仕入れ先、利用客層、展開規模など、図書館が大きな投資や変更をせずに、価値向上させることができる店舗パッケージの開発・運営オペレーションを検証・構築することを目的として、実証実験を行います。
■実証実験実施館 概要
実証実験は、本プロジェクトの持続性と拡張性を短期間で検証し、本格稼働に向けての成功スキームを確立することを目指します。そのため、一定の来館者数が見込めることや運営方法のバリエーションを選定基準とし、下記の公共図書館3館にTOSHOPを設置します。
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■本件に関するお問い合わせ先
日本出版販売株式会社 図書館営業部 担当:乙女、磯部
TEL.03-3288-5053 / E-mail:toshop@nippan.co.jp