NYダウ一時1300ドル超下落、終値は971ドル安…トランプ氏のFRB圧力が相場の重荷に
2025年4月22日(火)5時29分 読売新聞
ニューヨーク証券取引所=AP
【ニューヨーク=小林泰裕】21日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価(30種)の終値は前週末比971・82ドル安の3万8170・41ドルだった。値下がりは4営業日連続で、一時1300ドル超下落した。
トランプ米大統領が米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長に対し、辞任や利下げを要求するなど圧力を強めており、金融政策への不透明感が相場の重荷となった。保険大手ユナイテッドヘルス・グループや半導体大手エヌビディアなどの銘柄が売られた。
IT企業の銘柄が多いナスダック総合指数の終値は415・55ポイント安の1万5870・90だった