【株式会社MEIALUA】鹿児島情報高校で始まる、実践型クリエイティブ教育の開講

2025年5月7日(水)10時47分 PR TIMES

「問いを立てる力」を核に、進学・就職の視野を広げる教育を実施

株式会社MEIALUA(本社:福岡市中央区、代表:入江 凌生、以下「MEIALUA」)は、鹿児島情報高校(所在地:鹿児島市谷山中央、校長:新納 武彦)と連携し、同校マルチメディア科3年生(デザイン基礎受講者)を対象とした2025年度4月より、1年間のクリエイティブ実践講義を開講しました。
本取り組みは、現代の情報社会やAI時代に必要とされる「問いを立てる力」や、デザインの根拠を言語化し、発信する力を育む実践教育として位置づけられており、地方からでもクリエイティブ職をリアルな進路として選べる環境づくりを目指しています。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/139748/5/139748-5-5be1e93424578984b1d2aa41bb51ece4-3900x2600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]鹿児島情報高等学校 校長 新納 武彦(左) / 株式会社MEIALUA 代表取締役 入江 凌生(右)
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/139748/5/139748-5-4e4740d7b64c2e6f20543a3085b87334-1754x401.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]鹿児島情報高等学校ロゴ

背景:地方の高校生に、リアルなクリエイティブの選択肢を

AIの普及や、急速に進化するデジタルツールの登場により、デザインや映像、イラストなどの表現活動は、かつてよりもずっと身近なものになりました。
スマートフォンやタブレット一台で作品を制作し、SNSで自由に発信することが当たり前となった今、若い世代の創造力にはこれまでにない可能性が広がっています。
実際、クリエイティブ分野に関心を持つ高校生は年々増えており、「将来は“好き”を仕事にしたい」という声も多くなっています。
一方で、「どうすれば仕事につながるのか」、「どんな進路を選べば良いのか」といったキャリア設計の企画の考え方、アイデアの伝え方、お金が動く仕組みなど、実際に社会で働く中で必要になる経験を、高校生のうちに体験できる機会は地方では限られています。

進学や就職の選択肢が限られる中で、
「興味はあるけれど、どう動いていいかわからなかった」
「都市圏での学生生活や就職に不安があった」
「もっと早く、仕事の現場に触れておきたかった」
といった声も、卒業生から教員のもとに届いています。

たとえ数は多くなくとも、こうした切実な声を真摯に受け止めた教員たちは、“高校の学びでできること”を改めて問い直し、今回の取り組みに至りました。
本講義では、生徒たちがリアルなクリエイティブの現場や、そこに至るまでの思考プロセスに触れることで、進路の“その先”にある「職業としてのクリエイティブ」を具体的にイメージできるよう設計しています。
都市圏と地方における情報量や経験値の差を埋めながら、生徒一人ひとりが持つ“好き”や“選んだ動機”を尊重し、将来の選択肢へと自然につなげていくことが、私たちMEIALUAの願いです。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/139748/5/139748-5-484d82fc102eb8654abee64c299bfa7e-1264x1134.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]鹿児島情報高等学校の校舎

講義のポイント:AI時代に求められる「問い」の力

MEIALUAが本講義で重視しているのは、「デザインの前提を疑い、問いを立てる力」です。
現代のクリエイティブ業界では、デザインやUI/UXの最適解はAIが導き出せるようになりつつあります。だからこそ、「なぜそのデザインが必要なのか」「本当に必要な要素か?」といった本質的な思考ができる人材こそが求められています。

この講義では、以下のようなテーマに取り組んでいます:

- 問いを立てる力:表現の目的や必要性を深掘りし、軸をもった企画を構築
- 企画・構想力:0→1の発想を形にし、構造的に考える力を習得
- 言語化力:自らのアイデアを言葉で伝える力を強化
- 発信力:共感されるデザインとは何かを考え、アウトプットする力を養成

[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/139748/5/139748-5-c83c1d6e6e443a9c0205d4076ed1c59d-1477x1108.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]ディスカッションや制作に取り組む学生たちの様子
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/139748/5/139748-5-4336736c25f38545f0fd6ee309e86d77-768x1024.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]講義担当:株式会社MEIALUA 墨絵アーティスト/チーフデザイナー 鍋倉 誠治(ナベクラ アキハル)

■ 今後の展望:高校・地域・生徒、それぞれの未来に還元する仕組みづくりへ

MEIALUAは今回の取り組みを通じて、高校・地域・生徒それぞれにとって“価値が循環する関係性”をつくることを目指しています。
今後は、進路決定後も視野を広げるような講義内容を設計するほか、以下のような取り組みについても学校や地域と壁打ちを重ねながら、可能性を広げていく予定です:
- 地元専門学校や地場クリエイティブ企業との連携を視野に入れた進学・就職支援の立案
- マルチメディア科の価値をより多くの人に伝えるための広報活動(学校説明会やメディア活用など)の企画支援
- 地域企業と協働し、講義で得た学びを実践に活かすプロジェクトや、生徒の成果を発信する場の創出
- 他県、他地域の企業、団体または、教育機関と協働プロジェクトの実施

これらを通じて、クリエイティブという領域が持つ可能性を、進学・就職・地域づくりなどあらゆる文脈で還元していける環境をつくっていきます。

鹿児島情報高等学校

鹿児島情報高等学校(1960年創立、鹿児島市谷山中央)は学校法人原田学園が運営する私立共学校。普通科・e‑プレップ科・プレップ科・情報システム(特進/システム)・情報処理・マルチメディア・自動車工学・メカトロニクスの八学科でITから工業・商業まで横断的に学べる。校訓は「誠実・勤勉・責任・礼儀・友愛」。DXハイスクール〈文部科学省〉指定校としてICT探究を推進し、100種超の国家資格取得支援やAI甲子園全国1位など競技実績も豊富。部活動にも力を注いでおり、寮・食堂・スクールバスを備えて県内外から生徒を受け入れる総合学園型高校。
学校法人原田学園 鹿児島情報高等学校 公式サイト(https://ka-joho.jp/?utm_source=chatgpt.com)

[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/139748/5/139748-5-40e3e89fd239d76cf568195c6697ee54-3900x3900.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]■MEIALUA(メイアルア)について株式会社MEIALUAは、福岡を拠点に活動するアーティストカンパニーです。
「私たちがアーティストであること」を譲れないエゴイズムとし、ブランドや地域が本来持っている輪郭をすくい上げ、企画・デザイン・発信までを一気通貫で手がけています。 グラフィックやパッケージ、広告、空間演出といった商業デザインに加え、問いを軸にしたクリエイティブ講義や、空き家再生、防災拠点のプロジェクトなど、領域や枠組みにとらわれない表現活動を展開。
クリエイティブを通じて、“らしさ”を見つけ、関わる人や社会とのあいだに、持続可能な関係性を築いています。

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