NYダウ終値、271ドル高の4万2322ドル…3営業日ぶり値上がり

2025年5月16日(金)5時39分 読売新聞

 【ニューヨーク=小林泰裕】15日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価(30種)の終値は前日比271・69ドル高の4万2322・75ドルだった。値上がりは3営業日ぶり。

 15日に発表された米卸売物価指数の低下を受けて、米長期金利が下落。これにより米国債に対する株式の投資魅力が相対的に高まった。製薬大手アムジェンや飲料大手コカ・コーラなどの銘柄が値上がりした。一方、医療保険制度を巡って米司法省から捜査を受けていると報じられた保険大手ユナイテッドヘルス・グループは11%安と急落した。

 IT企業の銘柄が多いナスダック総合指数の終値は34・49ポイント安の1万9112・32だった。

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