“サイクリストの聖地”今治市が「自転車通勤推進企業」宣言プロジェクト「優良企業」に認定!
2025年5月23日(金)17時47分 PR TIMES
“サイクリストの聖地・しまなみ海道”を代名詞に、サイクルシティとして知られる今治市は、自転車を活用したまちづくりを推進しており、自転車通勤の促進から観光振興、安全教育に至るまで、多様な施策を展開しています。こうした取り組みは、自転車を中核としたまちづくりの全国的なモデルとして、各方面から注目を集めています。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/136949/49/136949-49-c09add57cb30d8750d25d1464690fa03-3900x2600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]5月22日に行われた表彰式
■市役所から始まる“自転車通勤文化”--全国自治体2例目の「優良企業」認定
「自転車通勤推進企業」宣言プロジェクトとは、自転車通勤や業務での自転車活用を推進する企業・団体を認定し、その取り組みを広く発信することで、企業における自転車利用の拡大と自主的な取り組みを促進する制度です。
まず、「宣言企業」として認定されるために、従業員の自転車通勤を認めたうえで「(1)駐輪場の確保」「(2)年1回以上の安全教育の実施」「(3)自転車損害賠償責任保険への加入義務づけ」の3点を満たす必要があります。さらに、「宣言企業」の中から、自転車通勤者が100名以上または全体の2割以上を占め、自転車通勤を推進する先進的かつ積極的な取り組みを行っている企業・団体が「優良企業」として認定されます。
「優良企業」には、現在、全国13企業・団体が認定されており、今治市は自治体として長野県松本市に次ぐ2例目の認定です。5月22日(木)に東京で開催された表彰式では、自転車活用推進本部長(国土交通大臣)から認定証が授与されました。
サイクルシティをプロモートする本市では、市役所が率先して自転車通勤を推進しています。市庁舎に約500台分の駐輪場を整備し、市職員にはヘルメット着用を義務付け、地元警察署と連携した安全研修を定期的に実施。さらに、地元企業にもプロジェクトへの参画を呼びかけ、駐輪場整備やヘルメット購入費への補助制度も整備しています。行政が先頭に立って“自転車通勤文化”を醸成し、環境整備を実践してきたことで、市全体の取り組みに広がりが生まれています。
○自転車通勤推進企業宣言プロジェクト(自転車活用推進官民連携協議会ホームページ)
https://www.mlit.go.jp/road/bicycleuse/jitensha-kyogikai/project/#section1
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/136949/49/136949-49-036ec0b1b55ac05ae2cda37a19a01994-584x584.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]優良企業ロゴ
■サイクリングだけじゃない!“自転車を核にしたまちづくり”で実現するサイクルシティ
”サイクリストの聖地”として自転車愛好家たちの憧れであり、ナショナルサイクルルートにも指定されている「瀬戸内しまなみ海道」。今治市大三島には”聖地”を示す石碑も設置され、国内外から多くのサイクリストが訪れています。今治市では、サイクリングによる観光振興・地域活性化を目指すサイクルツーリズムを推進し、サイクリングターミナルをはじめとする環境整備やプロモーション活動などさまざまな施策を展開してきました。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/136949/49/136949-49-141f7f30ffa2042ee59006a5dff03218-3900x2925.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]道の駅 多々羅しまなみ公園にある”サイクリストの聖地”碑
一方で、今治市では令和2年3月に策定した「サイクルシティ推進計画」に基づいて、市民の自転車活用を推進し、交通ルールやマナーの啓発、日常から自転車を利用しやすい環境整備など、自転車を核としたまちづくりを推進しています。
○今治市サイクルシティ推進計画
https://www.city.imabari.ehime.jp/cyclecity/keikaku/
具体的な施策として、市民向けには、幼児や高齢者を対象とした自転車用ヘルメットの購入補助や未就学児のいる家庭への幼児2人同乗用自転車の無料貸出、民間企業と連携した市内の未就学児・小学生向けの交通安全教育、高校生が主体となって実施する交通安全会議、大学生とコラボした交通安全キャンペーン、さらには在住外国人への交通安全講座など、幅広い層の市民をカバーする多様な取り組みを実施し、サイクルシティの実現に向けた基盤を整えています。
■Velo-city2027に向けて--世界基準の“サイクルシティIMABARI”を目指して
2027年には、愛媛県で世界最大級の自転車国際会議「Velo-city2027(ベロシティ2027)」の開催が予定されており、今治市にとっても“サイクリストの聖地”しまなみ海道の魅力を世界に発信する絶好の機会となります。
これに先立ち、今治市では、しまなみ海道とJR今治駅を結ぶ幹線道路「市道北宝来近見線」において、自転車通行空間の整備を推進中です。Velo-cityの開催を見据え、車・自転車・歩行者が共存できる安全で快適な道路空間の実現を目指しています。こうしたインフラ整備によって、国内外から今治を訪れるサイクリストに快適な走行環境を提供するとともに、中心市街地への誘客を促進し、地域経済や観光産業に波及効果がもたらされることを期待しています。
また、Velo-cityを契機として、欧州で導入が進むSUMP(持続可能な都市モビリティ計画)の考え方を参考にしながら、自転車をはじめとする多様な交通手段を活かした持続可能なまちづくりを進めてまいります。
今治市は、自転車を中核とした新しいまちづくりモデルの先導役として、さらには世界基準の“サイクルシティIMABARI”を目指して、これからもペダルを漕ぎ続けます。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/136949/49/136949-49-c1c1bc42baed178643b547e4fb86df79-3900x2758.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]今治市中心市街地将来イメージ
【関連サイト】
○今治市公式ホームページ
https://www.city.imabari.ehime.jp/
○今治市サイクルシティ推進課ホームページ
https://www.city.imabari.ehime.jp/cyclecity/
○今治市戦略的情報発信プロジェクト
https://prtimes.jp/story/detail/xJQ2GZFz4EB