STマイクロエレクトロニクス、FA向けデバイス・ノード開発を簡略化するモジュール型IO-Link開発キットを発表

2025年5月27日(火)18時17分 PR TIMES

ソフトウェアとアクチュエータ・ハードウェアを搭載したすぐに使用可能なキット

[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/1337/1461/1337-1461-b4a1bcd92e8611e5976e8612424bd132-2400x1350.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
STマイクロエレクトロニクス(NYSE:STM、以下ST)は、アクチュエータとセンサの構築を簡略化するIO-Link開発キット「P-NUCLEO-IOD5A1(https://www.st.com/ja/evaluation-tools/p-nucleo-iod5a1.html?icmp=tt44467_gl_pron_may2025)」を発表しました。この開発キットには、必要なハードウェアとソフトウェアがすべて含まれており、インテリジェント・パワースイッチを内蔵したアクチュエータ・ボードも搭載されています。

P-NUCLEO-IOD5A1(https://www.st.com/ja/evaluation-tools/p-nucleo-iod5a1.html?icmp=tt44467_gl_pron_may2025)には、アクチュエータのハードウェアが含まれているため、あらゆるタイプのデバイス・ノードにおいて、IO-Linkの強力な双方向ポイント・ツー・ポイント接続を活用することができます。IO-Linkはファクトリ・オートメーションにおいて広く使用されているプロトコルであり、基本的な入出力データだけでなく、機器設定や診断レポートなど、センサやアクチュエータとの高度な通信が可能です。

P-NUCLEO-IOD5A1ボックスは、STM32 Nucleoマイクロコントローラ(マイコン)メイン開発ボードと、トランシーバ・ボード、アクチュエータ・ボードで構成されています。トランシーバとアクチュエータの両ボードは、スタック可能で、メイン・ボードのヘッダに接続されます。このモジュラー・キットは、IO-Linkデバイスをすぐに設定して評価を始められるため、コンパニオン・ソフトウェア・パックに含まれるドライバやアプリケーション・サンプルを活用できるようになります。

トランシーバ・ボード(X-NUCLEO-IOD02A1(https://www.st.com/ja/ecosystems/x-nucleo-iod02a1.html?icmp=tt44467_gl_pron_may2025))にはSTのデュアル・チャネルのIO-Link物理層IC「L6364Q(https://www.st.com/ja/interfaces-and-transceivers/l6364.html?icmp=tt44467_gl_pron_may2025)」が搭載されており、これがIO-Linkのマスタと通信し、産業用機器での一般的な危険要因(サージや逆接続など)に対して保護します。アクチュエータ(X-NUCLEO-DO40A1(https://www.st.com/ja/ecosystems/x-nucleo-do40a1.html?icmp=tt44467_gl_pron_may2025))に搭載されたSTの産業用4チャネル・ハイサイド電源スイッチ「IPS4140HQ(https://www.st.com/content/st_com/en/campaigns/compact-quad-high-side-drivers-for-smart-factory-automation-asp-ips.html?icmp=tt44467_gl_pron_may2025)」は、500mAの負荷を駆動でき、過熱保護機能とチャネルごとの短絡保護機能を内蔵しています。

STM32ファミリのメイン・ボード「NUCLEO-G071RB(https://www.st.com/ja/evaluation-tools/nucleo-g071rb.html?icmp=tt44467_gl_pron_may2025)」には、「STM32G071RB(https://www.st.com/ja/microcontrollers-microprocessors/stm32g071rb.html?icmp=tt44467_gl_pron_may2025)」マイコンと、外部ハードウェアが含まれており、これはトランシーバと電源スイッチの制御に必要なものです。同マイコンは、コンパニオン・ソフトウェア・ファンクション・パック(FP-IND-IODOUT1(https://www.st.com/ja/embedded-software/fp-ind-iodout1.html?icmp=tt44467_gl_pron_may2025))に含まれるSTのIO-Linkデモ・スタック・ライブラリ(X-CUBE-IOD02(https://www.st.com/ja/embedded-software/x-cube-iod02.html?icmp=tt44467_gl_pron_may2025))を実行します。このパックには、電源スイッチ(X-CUBE-IPS(https://www.st.com/ja/embedded-software/x-cube-ips.html?icmp=tt44467_gl_pron_may2025))の制御用ソフトウェアと、評価時にボードをセンサまたはアクチュエータとして使用するためのサンプル・コードも含まれています。

この包括的なP-NUCLEO-IOD5A1(https://estore.st.com/en/p-nucleo-iod5a1-cpn.html?icmp=tt44468_gl_pron_may2025)キットはSTの販売代理店またはeStoreから入手可能で、価格は約130.00ドルです。

詳細についてはウェブサイト(https://www.st.com/ja/evaluation-tools/p-nucleo-iod5a1.html?icmp=tt44467_gl_pron_may2025)をご覧ください。

STM32は、STMicroelectronics International NVもしくはEUおよび / またはその他の地域における関連会社の登録商標および / または未登録商標です。STM32は米国特許商標庁に登録されています。

STマイクロエレクトロニクスについて
STは、約50,000名の従業員を擁し、包括的なサプライ・チェーンと最先端の製造設備を有する世界的な総合半導体メーカーです。約20万社を超えるお客様や数千社のパートナー企業と協力しながら、お客様のビジネス創出や持続可能な社会をサポートする半導体ソリューションの開発ならびにエコシステムの構築に取り組んでいます。STのテクノロジーは、スマート・モビリティ、電力エネルギー管理の効率化、クラウド接続型自律デバイスの普及を可能にします。STは、すべての直接・間接排出(スコープ1および2)、ならびに製品輸送、従業員の出張・通勤による排出(スコープ3の注力分野)におけるカーボンニュートラル達成に向けた取り組みを進めており、2027年末までに再生可能エネルギーの使用率を100%にする計画です。さらに詳しい情報はSTのウェブサイト(http://www.st.com(https://www.st.com/content/st_com/ja.html))をご覧ください。

◆ お客様お問い合わせ先
STマイクロエレクトロニクス(株)
アナログ・MEMS・センサ製品グループ
〒108-6017 東京都港区港南2-15-1
品川インターシティA棟
TEL : 03-5783-8250

PR TIMES

「開発」をもっと詳しく

「開発」のニュース

「開発」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ