ホリエモン ダルトン案蹴ったフジHDに「北尾さんもご立腹なんじゃないですか、たぶん」

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　実業家の堀江貴文氏が18日、TBS系「サンデージャポン」（日曜前9・54）にVTR出演。フジテレビ親会社のフジ・メディア・ホールディングス（HD）が16日に開いた取締役会で、大株主の米投資ファンド「ダルトン・インベストメンツ」が提案した12人の社外取締役候補案について反対することを決めたことに言及した。

　ダルトン側の取締役候補案には、金融大手SBIHDの北尾吉孝会長兼社長、旧ジャニーズ事務所からタレントを引き継いだ「STARTO　ENTERTAINMENT」の福田淳社長らが名を連ねていた。

　取締役会後に会見したフジの清水賢治社長は「会社提案の候補者が最適であり、望ましい取締役会の規模を考慮すると取締役の数を増やすのは適切ではない」と理由を説明。会社提案の新たな取締役候補として、前ファミリーマート社長の沢田貴司氏、社内から会計・財務部門出身の柳敦史氏ら4人を充てる人事案も発表。清水氏ら7人も含めた計11人を6月25日の定時株主総会に諮る。

　堀江氏は、フジHDの新たな取締役候補の中に、ダルトン側が提案したSBIHDの北尾氏らが入っていなかったことに「思ったよりもダルトンが出してきた人でインパクトある人があんまりいなかったから、この人だったら任せたいなみたいな、太鼓判だっていう人はそんなにいないじゃないですか。SBIの北尾さんとか、福田さんくらいしかいなかったから。ちょっとこれだと弱いなって僕も思ったし、僕は劇薬扱いされて入れられなかったので」と言い、「北尾さんもご立腹なんじゃないですか、たぶん。僕はお会いしてないのでその後分かりませんが」と推察。

　北尾氏の今後の動きについては「様子を見るんじゃないですか、たぶん。世の中の反応とか、他の大株主の反応とかを見ながらアクションを考えるんじゃないですか」と予想していた。