山本昌、山本由伸の投球で昨シーズンと違う点を語る「それが逆にいい方向に」

2025年5月21日(水)17時30分 マイナビニュース


元プロ野球選手で野球解説者の山本昌氏が12日、YouTubeチャンネル『【東海テレビ公式】ドラHOTpress』で公開された動画「山本昌&山崎武司(※崎はたつさき) プロ野球 やまやま話『パパでもMVP? 大谷翔平』」に出演。好調のドジャース・山本由伸の変化について語った。
○山本由伸の投球に変化 
MLB移籍初年度だった2024年シーズンは、18試合に登板して防御率3.00、7勝2敗、105奪三振(90投球回)という成績だった山本。2年目の今シーズンは開幕から好投が続き、動画公開日である5月12日終了時点で8試合に登板して防御率1.80、4勝3敗、53奪三振(45投球回)と、安定した数字を残している。
その山本由伸について、山本氏は「去年は、重箱の隅を全力でつつくようなピッチングしてたの。とにかくアウトハイ、インハイ、アウトロー、インロー。変化球も全部ね」「『1個間違えたらホームラン! 絶対ダメ!』っていうピッチングしてたんですよ」と昨シーズンの投球内容に触れつつ、「それが今年、ちょっと力抜けてきてんですよ。9割ぐらいでピッピピッピ放って。それが逆にいい方向に(出ている)。『一発はしょうがないわ』みたいな」と自身の印象を告白。
さらに、「ピッピって放って、途中でギュっていくと、素晴らしいボールを放るんで。ファンの方にわかりやすく言うと、ギアチェンジができるようになった。そういうピッチングができるようになってきてたんで」と説明した。この話に、山崎武司氏が「今年は期待できますよね」とうなずくと、山本氏も「サイヤング賞とっても全然不思議じゃないな」と太鼓判を押していた。
【編集部MEMO】
プロ野球生活32年、50歳まで現役を続けた山本昌氏。NPB史上初となる50代での登板など、投手として数々の最年長記録を保持している。自身が現役を長く続けることができた理由として、YouTubeチャンネル『上原浩治の雑談魂』にゲスト出演した際には、「工藤(公康)さんの存在も大きかった」「あの人が長くやったんで、僕はその獣道を後ろから歩いて、気づいたら45歳」「それまで『球界最年長』と言われないんで、注目されないんですよ」などと語っていた。

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