立民・長妻昭代表代行 自公との大連立の可能性問われ「政治とカネの問題とか全然考え方が違うし体質が...」
2025年5月25日(日)9時25分 スポーツニッポン
立憲民主党の長妻昭代表代行(衆院東京27区)が25日、フジテレビ「日曜報道 THE PRIME」(日曜前7・30)に出演。年金制度改革法案を巡る自民、公明両党との修正協議が大連立に向けた布石と捉える見方があることについて自身の考えを述べた。
フジテレビ政治部長で解説委員の松山俊行氏が「今回、自民党と立憲民主党が年金という大きな社会保障の問題で合意できたら、ここは自民党、公明党、立憲民主党で1つで大きい塊をつくって大連立をすることで、内閣不信任案までは 立民からは出さないという方向性も出るんじゃないかという見方があるんですけれども、このあたり長妻さんはどう見てますか?」と質問。
長妻氏は「それはあり得ないし、私はお断りっていうか、どっちからそういう話になるのか、これはあり得ないですよ」と即座に否定。そして、同じくゲスト出演している自民党の田村憲久社会保障制度調査会長に、「年金は田村さんと信頼関係で社会保障があるんですが、例えば政治とカネの問題とか全然考え方が違うし体質が全然違う。われわれは新しい政治をつくるということで、私もこの世界に飛び込んでいますので、それはあってはならないし、あり得ないと考えています」ときっぱりと話した。
さらに元大阪市長で弁護士の橋下徹氏が「参院選挙後、絶対に大連立はないと。これは断言できますね」と問うと、長妻氏は「私は断言できます」と即答。橋下氏の「もしこれが連立になりそうだったら、長妻さんは立憲民主党をやめるのいうことで?」には、あきれた表情で「(大連立というのは)それはあり得ないです」と繰り返したが、橋下氏は「でも永田町でもうみんな噂になってます」と食い下がっていた。