中山秀征、師匠・志村けんさんから託された言葉を明かす「僕にとっては誉め言葉」
2025年5月26日(月)19時32分 オリコン
師匠・志村けんさんから託された言葉を明かした中山秀征 (C)ORICON NewS inc.
本書は、中山が人間関係の達人たちから学んできたコミュニケーション技術&習慣が詰まった一冊。今回のトークショーには『人は話し方が9割』の著者・永松茂久氏がゲストとして参加した。
昨年も自身が執筆した『いばらない生き方 テレビタレントの仕事術』を発売し「今年も新作を出せていただけるということは非常に光栄なことだと思っています。こういった形でまた出版できるとは夢にも思っていませんでした。40周年を華やかに彩ってくれたなと思っています」とコメント。
本書の最後に記されているのが、『最後に伝えたい「究極の気くばり」』。中山が「究極の気配り」だと思うこととして、20代から亡くなるまで近くにいたという“師匠”志村さんから託された「ばかでいろよ」という言葉を紹介。
「『ばかでいろよ』とはどういうことか。それは興味だと思う。興味を常に持てと、新しいことに挑戦しろということで、“弱い部分をやれ”ということだと思う」と話す。「私にとっては本の執筆であったり、舞台をつくることであったり、やってこなかったこと。師匠から言われる『おまえはばかだな』というのは僕にとっては誉め言葉で、うれしそうにいつも言われていました。誰かを喜ばせることという根本には、師匠の『ばかでいろよ』という言葉がある」と心に響いたという師匠からの金言を明かした。