磯村勇斗 民放連ドラ初出演は学校弁護士 7月期フジ「僕達はまだ―」で稲垣吾郎、堀田真由と共演
2025年5月26日(月)5時0分 スポーツニッポン
俳優の磯村勇斗(32)が7月期のフジテレビ系ドラマ「僕達はまだその星の校則を知らない」(月曜後10・00)に主演し、スクールロイヤー(学校弁護士)を演じることになった。民放連ドラの主演は初めて。「大役を託していただいたことがうれしかった」と喜んでいる。
スクールロイヤーは学校で発生するトラブルなどに対し、法的観点から学校側や生徒側に助言、アドバイスする弁護士。今作は、少子化による共学化で揺れる私立高校に派遣されてきた不器用な弁護士(磯村)が、生徒の利益のために奮闘する物語。磯村は「生徒、先生、保護者のそれぞれの悩みに向き合いながら(役名の)健治自身も成長していきます」と役柄を説明した。
磯村は2017年にNHK連続テレビ小説「ひよっこ」でヒロインの夫役を演じ、知名度を高めた。18年には日本テレビ「今日から俺は!!」で不良を好演。昨年はTBSの大ヒットドラマ「不適切にもほどがある!」で、近藤真彦(60)に憧れる「ムッチ先輩」を演じた。
好青年から本格的な不良役まで幅広い演技をこなす実力が評価され、今作で民放連ドラの主演に初めて抜てきされた。主人公は繊細な感性を持つ難役となるが「見ていくうちにクセになるキャラクターだと思いますので、ぜひ一緒に応援してくださるとうれしい」と呼びかけた。
ヒロインは堀田真由(27)で、初の高校教師役。「これまでは生徒役が多かったので、先生を演じられる年齢になったことが感慨深い」と話している。主人公らと相対する学校の理事長役は稲垣吾郎(51)。16年のTBS「IQ246〜華麗なる事件簿〜」以来、9年ぶりの民放連ドラ出演となり「若い俳優さんとの共演も楽しみです」と撮影を心待ちにしている。
▽スクールロイヤー(学校弁護士) いじめなどの生徒間のトラブルや、不登校、保護者対応、学校事故など、学校で発生するさまざまな問題について、法律に基づいて助言や指導を行う弁護士のこと。文部科学省が18年から予算化し、全国でスクールロイヤー制度を導入する学校が急増している。