91歳・東海林のり子、詐欺を追い返した豪快エピソード 3000件の取材経験に基づき「暴力団的な顔をしていたので」
2025年5月27日(火)19時51分 オリコン
詐欺を追い返した豪快エピソードを明かした東海林のり子 (C)ORICON NewS inc.
映画はオレオレ詐欺に合うところからスタートする。監督の祖母の元にオレオレ詐欺の電話が掛かってきたことが元ネタで東海林は「日本でもオレオレ詐欺は、しょっちゅう掛かってくるわ。いい声で掛かってくる」と笑う。自身も詐欺の未遂にあったそうで「『給湯器見させてください』と来て『流し台を変えた方がいい』と。私、すごかったのは1人の男が暴力団的な顔をしていたので『お帰りください』と言いました」とさらりと明かした。3000件の取材をこなした東海林らしく「パッと見て気づきました。取材経験です」と話していた。
93歳テルマは夫に先立たれ、寂しくも気楽な一人暮らしを謳歌していた。心優しい孫のダニエルがベストフレンド。いつもと変わらないはずのある日、一本の電話がテルマの運命を変える。「おばあちゃん、オレオレ。事故を起こしてしまったよ!」。刑務所にいるという愛する孫を助けるため、テルマは急いで保釈金の1万ドルをポストに投函する。しかし、それは無情にも、オレオレ詐欺だった…。落胆する娘夫婦を見て、居ても立っても居られないテルマは、詐欺師たちからお金を取り戻す、93歳ミッションインポッシブルの遂行を決意。旧友の老人ベンを巻き込み、電動スクーターでロサンゼルスの街を駆けめぐる大冒険に出発する。
映画の感想を問われると東海林は「テルマに負けた」と笑顔で一言。「スクーターに乗りたい。杖をついて歩くよりもスクーターの方がいいかな」と話していた。