96歳祖父から伝わる『おならの歌』とは?ルーツはどこ?片岡愛之助「まさに伝統芸能。歌舞伎と同じですね(笑)」

2025年5月28日(水)18時6分 ABEMA TIMES

 『探偵!ナイトスクープ』(テレビ朝日系)が5月23日に放送され、96歳祖父から伝わる「おならの歌」を徹底調査する様子が描かれた。

【映像】“おならの歌”にメロディーをつけ、大合唱する様子

 視聴者から寄せられた依頼にもとづいて、探偵局長が部下の探偵たちを野に放ち、世のため、人のため、公序良俗・安寧秩序を守るべく、この世のあらゆる事どもを徹底的に調査追求する同番組。今回の「96歳祖父から伝わる『おならの歌』」は、徳島県の女性(25)から寄せられた次のような依頼だ。

『我が家に伝わる「おならの歌」についてのご依頼です。歌といってもメロディーはなく、俳句や川柳のように詩を読み上げるもので、家族の誰かがおならをした時、みんなで一斉にこのように言います。「屁をひって かならずはじとおもうなよ 屁にはななつのとくがある おとありかぜありにおいあり えんしょ いらずのたまいらず しりのほこりがとれてさっぱり まだそのうえにぷーすーぴーのさんしゅあり」。この歌は現在96歳の祖父から我が家に伝わるものです。祖父はかつて船乗りをしており、およそ70年前、船の中で同僚の船乗りから聞いたようですが、そのルーツについて詳しくは分からないようです。一体いつできたのか、どこから来たのか、そのルーツが知りたいです』

 さっそく、せいや探偵は依頼者の元へ。96歳祖父に「おならの歌」について聞くと、「屁の恥ずかしさを紛らわせる歌」で、最後の「まだそのうえに…」の詞は祖父オリジナルだという。

 そこで徳島港で船乗りに調査するも、全員が聞いたことがない話す。しかし、⺠俗学専門の大学教授は「ちょっと心当たりある」といい、「それぞれのフレーズは伝えられてきた。今は、みんなそれを忘れている。実はいろんな時代のいろんな人が付け足してできた集合体のような歌だ」と解説した。

 また、最後の詩は祖父オリジナルだと知ると「すばらしい」と感心。それぞれの詩については「1757年の江戸時代に書かれた本に記載されている」と歌の元と思われるフレーズを紹介し、「おならの歌」のルーツを知ることができた。

 最後は、徳島県阿波踊り協会「まんじ連」が、「おならの歌」にメロディーをつけ、依頼者、祖父らと大合唱。歌い終えると、せいや探偵は「恥ずかしいわ(笑)」と思わずツッコミを入れた。

 この映像をスタジオで見届けた、歌舞伎役者、俳優の片岡愛之助は「まさに伝統芸能。歌舞伎と同じですね(笑)」と感想を述べた。

ABEMA TIMES

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