【ボートレースコラム】南彩寧 減量効果で師匠も祖父も待っている水神祭へ

2025年5月25日(日)4時30分 スポーツニッポン

 毎日、アレに乗る人はどれくらいいるのだろうか。筆者は怖くて乗れない。だって…重いから。何の話か想像がついただろうか。日本人の平均体重は男子が約70キロ、女子は約55キロとのこと。ボートレース界ではアレでの体重測定は必須。男子は最低体重が52キロ、女子は47キロという決まりがあり、足りない分は重りで調整する。重量級選手はだいたい頭に入っているが、予想をする上で体重チェックは欠かさずにしている。

 19日から24日まで開催されたボートレース大村のヴィーナスシリーズ第5戦で目を丸くした。あれ?南彩寧(22=兵庫)が40キロ台ではないか。だいたい53キロで出走していたのだが、食事を改善させて努力をした。初日は48キロ、3日目はついにベストの47キロでの出走がかなった。「直線で耐えられるようになったし、ターンでも横流れしづらくなりましたね」と減量の効果を感じている。

 2023年5月10日に尼崎でデビューして以来、まだ1着がないだけに「師匠(向所浩二)と、おじいちゃんが待ちくたびれているので決めたいです」と話すように、気合はパンパンだ。次走は来月7日に開幕する津のヴィーナスシリーズ第6戦に出走予定。注目しておきたい。(高橋 大樹)

スポーツニッポン

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