「下品だな」「あまり好きじゃない」M-1決勝芸人 「THE SECOND」1回戦敗退のベテランコンビに呈した“苦言”

2025年5月28日(水)11時0分 女性自身

結成18年目のツートライブが3代目王者に輝いた、5月17日放送の『THE SECOND〜漫才トーナメント〜』(フジテレビ系)。芸歴16年以上の芸人たちによるお笑い賞レースで、エントリー数は過去最多の140組となった。


’23年大会で準優勝したマシンガンズも決勝進出を果たしたが、はりけ〜んずに11点差をつけられ、惜しくも1回戦で敗退する結果に。ベテラン漫才師たちの戦いは芸人たちの関心事でもあったが、結成28年目のマシンガンズのネタに苦言を呈した人物がいた。


それは、’19年から3年連続『M-1グランプリ』でファイナリストに残ったインディアンス・きむ(37)。


ネルソンズ・青山フォール勝ち(39)、コロコロチキチキペッパーズ・ナダル(40)と3人で出演する配信番組『青山・きむ・ナダルの人間成長ラジオ』が5月21日までにYouTubeでアップされ、「THE SECOND」について語り合うなかで、マシンガンズに“ダメ出し”をする一幕があった。


「やっぱなんか俺、『ナシっしょ〜』と思う(ところが)、やっぱりあったね」


番組後半で、絞り出すようにこう切り出したきむ。はじめは「誰とは言わんけど……」と渋りつつも、「セカンドのメンバーで」と発言。「俺、めっちゃ大好きやからこそ、そんなとこに逃げないで欲しかったっていうのがやっぱり……」と漏らし、“ネタ中にやってほしくなかったこと”があったと告白した。


大会では“スーパーオーディエンス”として、GENERATIONSの片寄涼太(30)や数原龍友(32)、髙橋ひかる(23)などのタレントがゲストとして登場していた。漫才中に芸人が“スーパーオーディエンス”に絡む場面があったといい、きむは「やっぱりネタ中話しかけんの、俺ナシちゃうかなって」と問題提起したのだ。


ナダルから「誰のネタでしたっけ?」と投げかけられると、「マシンガンズさん、マシンガンズさん、マシンガンズさん」と即答。


実際、マシンガンズのステージでは、登場後すぐに“スーパーオーディエンス”の存在に触れ、滝沢秀一(48)が「髙橋ひかるちゃんが好きだ」「優勝予想してくれたんだよな!」などとイジる場面があった。


青山が「ダメなんだ。俺は本当素直なんだけど、『別にセカンドだったらいいんじゃない』とかって、いま思っちゃうけど」と言うと、きむは「いやいやいや」と否定しながらこう主張した。


「なんかやっぱり、それで本ネタもウケてないとダメだけど、本ネタもウケてないし、拍手煽るだけだと、それはあの結果になっちゃうよなって。せっかくお2人おもろいのに、そんなことせずに、俺、頑張ってほしいなって思っちゃうな」


きむの主張は止まらず、「だから結局、ネタの人が勝っちゃうと思うね。結局、賞レースやから」と持論を展開していた。


青山は「うん、まぁそうだろうね」と同意し、「こっからはもう絶対、客いじりだとかなんだとかよりも、多分ネタの大会にはセカンドなってくるよね」と理解を示していた。


マシンガンズの“オーディエンスいじり”について、きむは「予選の時からやってはったから」「MCに話しかけたりしてたのよ」「下品だなと思って」などと苦言。「そんなんもうしないでよっていう。でも、“俺たち仕方ねえじゃん”とか“みんな強えんだもん”って多分おっしゃるだろうけど。それ以前の問題かな。人としてあれはあまり好きじゃないかな」とも言い、「自信持ってみんなネタ頑張ってるのに、ネタで戦ってほしいなって思っちゃう」と望んでいた。


動画のコメント欄ではきむの発言に、さまざまな意見が寄せられている。


《興味本位で聞いたら、キムが正直な感想言ってて面白かった。マシンガンズの客いじりは、違和感あったけど、芸人でこれを正直に言ってるのスゴイ》
《きむの発言、興味深いね。オモシロに真摯に向き合ってるからこその素直な意見だよ。自分は嫌な感じは全くしなかった。周りをいじるスタイル肯定派だけどきむの思うところもとてもよく分かる》
《アレが無くなったらマシンガンズじゃなくなっちゃう M1や他の賞レースとの差別化を図る為にも、ああいう臨場感あるパフォーマンスはあっても良いんじゃないかと思ったし、もう少し視野広げて欲しいなあとも思いました。ですが、こういう公の場でも嘘のない意見を言えるきむさん、凄いなとグッときました》


きむの思いはマシンガンズに届くだろうか、果たして。

女性自身

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